N国党の立花代表がTOKYOMXを集団提訴する? 2日、NHKから国民を守る党(N国党)の党首・立花孝志参院議員(52)が、明確な返答のない、東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)と、タレントのマツコ・デラックスを相手取り、放送法違反の疑いで集団提訴する方針であることを、動画サイト『YouTube』に投稿した動画で明らかにしたようです。 それを受けて、ネット上ではこの動画に応援のコメントを投稿する支持者がいる一方で、ブレたのではないかとか、NHKをぶっつぶすことだけに専念すべきだとの声が多く挙がっているようです。 |
N国党の立花代表がTOKYOMXに痺れを切らす?集団提訴を決断。
(※記事は現時点での情報であり、最新のものとは異なる場合があります。また、人物については、敬称略にて記載させていただいております。何卒ご了承願います)
2日、NHKから国民を守る党(N国党)の党首・立花孝志参院議員(52)が、東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)と、タレントのマツコ・デラックスを相手取り、放送法違反の疑いで提訴する方針であることを、動画サイト『YouTube』に投稿した動画で明らかにしたことが報じられました。
MXを巡っては7月、番組「5時に夢中!」出演中にマツコ・デラックスさんがN国に関して「気持ち悪い人たち」「ふざけて(票を)入れた人も相当いると思う」などと発言。
出典元: MXとマツコさん相手に原告1万人の集団訴訟提訴へ 「N国支持の有権者侮辱」理由に (C) 毎日新聞
反発した立花氏は、マツコさんが出演する毎週月曜日の同番組の生放送中に8月12日から3週連続でMX前に出向き、抗議活動を行った。
出典元: MXとマツコさん相手に原告1万人の集団訴訟提訴へ 「N国支持の有権者侮辱」理由に (C) 毎日新聞
N国党の立花代表がTOKYOMXを原告1万人で集団提訴する意向。
マツコ・デラックスのコメントに、立花党首は「私人である有権者を誹謗(ひぼう)中傷した」として、8月12日から同局前で毎週月曜に抗議演説を行っていましたが、「『マツコに対しての弱い者イジメだ』という声をたくさんもらった」ことから、前回の8月19日を最後に「これ以上は弱い者いじめ」とマツコへの抗議は一時停止する姿勢を示しました。
「まさか検討中を3週間を続けるとは思わなかった」「これまで逃げることで問題解決してきたんだろう。国民の財産である公共電波を使っているという認識がないのだろう」と“放置状態”を批判した。
出典元: N国・立花党首 訴訟も視野 TOKYO MXで3週連続演説も放置され… (C) デイリースポーツ
立花党首はマツコへの攻撃の途中で番組のスポンサーであった崎陽軒を標的にするも世間の受けが悪いと判断するとすぐに撤回して謝罪した事があるので、今回もあまりマツコを責めすぎる事が弱い者いじめととられかねないとして空気を読んだのかもしれません
関連記事:N国党代表が崎陽軒に謝罪 空気を読んでトーンダウンか
訴訟の詳細。
「公共放送として公平中立を規定した放送法第4条に違反する可能性がある」
N国は、番組が放送法4条の「政治的に公平」「多くの角度から論点を明らかにすること」に違反し、発言は「N国支持の有権者に対する侮辱行為だ」と主張。
出典元: N国・立花孝志党首、TOKYO MXを提訴へ (C) 日刊スポーツ
N国党の立花孝志党首は、7月の参院選で同党に投票した有権者を対象に原告を募集することに。
先着1万人で原告団を形成して、1人当たり1万円の損害賠償を求める方針のようです。
総額1億円の慰謝料を求める原告1万人の集団訴訟を起こす予定としていますが、立花党首自身は原告団には入らないとしています。
N国党の立花代表がTOKYOMXへの提訴に踏み切る!
MX側の対応。
MXは、「視聴者の皆様へ」と題して「全ての番組で法令、放送基準等を遵守(じゅんしゅ)し、番組制作を行っている。事実誤認に基づく指摘・批判等に対しては毅然(きぜん)と対応する」とした文書をホームページに掲載している。
出典元: MXとマツコさん相手に原告1万人の集団訴訟提訴へ 「N国支持の有権者侮辱」理由に (C) 毎日新聞
N国党の立花孝志党首は、参院議員。
立花党首は、今後は内容証明で期限を定めて回答を求める方針を示したとされています。
求めている回答は「違反していない」、「回答義務がない」でもかまわないとしているようですが、その回答次第で、BPO提訴や訴訟も視野に入れる可能性があるようです。
N国党の立花代表がTOKYOMXを提訴するのは、やっぱり数字があるから?
立花党首の見解と、今後の見通し。
立花党首からの抗議には、マツコ・デラックスは反論も弁解もせず、無言の姿勢を貫いているようです。
そのことには、「マツコさんが黙りこくっているのは、MXからの圧力が働いているとしか読めないのでMXを提訴する」とした立花党首。
提訴の時期は未定で、提訴する際の被告をマツコにするのかMXにするのかも今後決めていくとのことです。
「仮にマツコさんを被告にすると、言論の自由だと言われてしまえばそれまでなので、訴える側としての立場は弱いと思うが、マツコさんを被告にした方が世論が盛り上がる。ツイッターで『マツコ訴えてる』って書いた方が面白いから」と話した
出典元: N国党・立花孝志氏 (C) 東京スポーツ新聞社
また、立花党首は、4度目の突撃やMXへの提訴は今後の様子を見て進めていくとし、相変わらずの攻撃の姿勢を見せているようです。
「マツコさんが精神的に弱っているという話を聞いている。9月末ごろに番組を辞めるという情報もあるので、それが本当なら今後の抗議をする予定はないが、10月になっても番組を続けるようなら、またMXに突撃しようと考えている」
プロレスとも揶揄されるマツコさんへの攻撃で結果としてユーチューブの視聴者数を増やし収入増に結び付けているため、今後も立花党首は世間の空気を読みながら何らかの騒ぎを起こし続ける可能性が高いでしょう。
関連記事:N国党、マツコとの騒動で大幅収入増
N国党の立花代表がTOKYOMXを提訴で、道は開けるか?
立花党首によるMX側への提訴(集団訴訟)について、ネットの声。
今回の提訴を示したとされる動画には、コメント欄に、支持者からと思われる応援の書き込みが多く投稿されたようです。
「電通の犬、マツコデラックスをぶっ壊す!」
「だんまり決め続けると事がどんどん大きくなるぞwマツコ」
逆に批判の声(匿名掲示板などから抜粋)。
「NHKをつぶせよ。MX関係ねーだろ」
「NHKをつぶすんじゃなかったの?」
「ブレ過ぎじゃない? NHKをぶっつぶすっていうから投票した有権者がいたんじゃないの? 何やってんの?」
「人前に出るのにこの程度の発言もスルーできないのか… だとしたらもうこの人は一斉にシカトした方がよくないですか?」
などなど、”呆れた”ような書き込みがみられたようです。
関連記事:N国党の活動に批判的な意見は51.7%
ここまで不評なのは、マツコの言い分が、あながち間違ってなどいない、という肯定派でもあるからなのでしょうし、立花党首の無視を決め込むマツコやMX側の姿勢も、その表れからなのかもしれません。
ただの炎上商法だと思うなら、サッと返答して、サッと意識を切り替えた方が良かったのではないか…とは思えますが。
どちらにしろ、こういった批判する側の人々は、N国党の”NHKをぶっ壊す”という『ワンイシュー』がブレてはならない、と指摘する人々でもあるようです。
N国党の立花代表がTOKYOMXを集団提訴することを視野に入れました。 2日、NHKから国民を守る党(N国党)の党首・立花孝志参院議員(52)が、明確な返答のない、東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)と、タレントのマツコ・デラックスを相手取り、放送法違反の疑いで集団提訴する方針であることを、動画サイト『YouTube』に投稿した動画で明らかにしたようです。 内容は、原告1万人で、総額1億円の慰謝料を求めるといったもの。 提訴する際の被告をマツコにするかMXにするかは、今後の出方によって決めるとし、今はまだ提訴の時期も未定としているようです。 |
またネットだけではなく芸能人などからも立花代表への批判の声があるようですが、はぐらかしたり応戦したりと臨機応変の対応で立花代表に堪える様子はありません。