N国党代表が崎陽軒に謝罪。トーンダウンは必須か。 マツコが出演するMXのスポンサー企業『崎陽軒』の商品不買運動を始めたN国党の立花党首が、著名人をはじめ世間からの風当たりが強くなったことから、19日、「責めたのは早すぎた」として崎陽軒に謝罪しました。 同時に、マツコ・デラックスに対しても、「個人的な攻撃は控える」として攻撃中止を宣言し、一旦は収束。 ただ、「MXは公平中立に放送しないといけない放送法4条に違反している」、「違反していないというのなら見解を出してほしい」として、具体的な回答が得られるまでは、毎週月曜日の抗議活動は今後も続けると訴え、番組への攻撃を続けることを表明しました。 |
N国党代表、崎陽軒に絡むも世間の反論を受けて謝罪。トーンダウンもやむなし。
(※記事は現時点での情報であり、最新のものとは異なる場合があります。また、人物については、敬称略にて記載させていただいております。何卒ご了承願います)
「NHKをぶっ壊す!」と合言葉のごとくに連呼するN国党の立花孝志党首が、崎陽軒の不買運動について、19日、謝罪しました。
路上で抗議演説を行った立花氏は、N国党に投票した有権者がふざけているという趣旨のマツコの発言について、責任は「5時に夢中!」を放送しているTOKYO MXの経営陣などにあると釈明。スポンサー企業には責任はないとの見解を示し、不買を表明し崎陽軒を責めたことは「ちょっと早すぎた」「謝罪しなければならない」「ごめんなさいと言いたい」とコメントした。また、マツコに対しても「これ以上いじめるといじめになる」として、「個人的な攻撃は控える」とした。
出典元: 「崎陽軒を責めたのは早すぎた」 N国・立花孝志氏が「5時に夢中!」スタジオ前で謝罪、マツコ・デラックスへの攻撃も控える (C) BIGLOBEニュース
N国党代表、崎陽軒に謝罪し、トーンダウンするも、MXへの抗議は継続。
N国党(『NHKから国民を守る党』)の党首・立花孝志参院議員(52)が、マツコ・デラックスが出演中の『5時に夢中!』の番組スポンサーであることから、13日、「マツコ・デラックスが番組を辞めるまで(同社商品を)食べない」といった崎陽軒の「シウマイ」の不買運動を始める旨の動画配信をしました。
このことがネット上で話題となったことから、著名人や一般人からはSNSで反論が続出。
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これを受けて、19日は、立花党首は放送中の『5時に夢中!』のスタジオ前の路上でTOKYO MXへの抗議を行う一方で、番組のスポンサーである崎陽軒の『シウマイ』不買表明については「責めたのは早すぎた」として謝罪しました。
「勇み足でした。崎陽軒さんだけでなく、スポンサーは関係ない。すいませんでした」とコメント。
マツコ・デラックスに対しても、「マツコ氏は権力の犬! ワンワンほえていたのに、こっちが言ったら何も言わなくなった。これ以上いじめると、イジメになるので個人的な攻撃は控える」とマツコへの攻撃中止を宣言した次第のようです。
N国党代表が崎陽軒に不買運動をしたことを謝罪し、トーンダウン路線。
ネット上での反発が強かった「シューマイ」発言。
2019年8月13日、立花党首は「崎陽軒のシュウマイは買いません。マツコ・デラックスが謝罪するまでは・・・」と題した動画をアップしました。
動画の中では、「崎陽軒 シューマイ」と書かれたホワイトボードも掲げており、これに崎陽軒ファンが猛烈にツッコむ騒ぎに。
実際に崎陽軒で販売しているのは、「シューマイ」でも「シュウマイ」でもなく、「シウマイ」だったからです。
これにとりわけ反応を示したのが、神奈川県民(とくに横浜人)だったといいます。
「シウマイだろ崎陽軒エアプか?」
「ふざけんな崎陽軒は『シウマイ』だ」
「崎陽軒にシューマイはない。あるのはシウマイだ」
といったツッコミが相次いでいるといいます。
その他のネット上のツッコミ。
「シュウマイは買いません(シウマイは買ってます)って事でおk?」
「おもしれー議員だなぁ」
「炎上してアクセス稼げればネタは何でもいいんだよな。NHKでも何でも。所詮ユーチューバーだしな」
「横浜人という言葉に違和感」
「全国的にはシューマイなんだよな。横浜でもシウマイと書いてもシューマイと発音してる人かなりいるんじゃないの?」
N国党代表が「シウマイ」不買運動の件で崎陽軒に謝罪。炎上商法に多いトーンダウンという末路から出直し戦略、対『NHK&電通』。
「シウマイ」には理由がある。
崎陽軒がシュウマイではなくシウマイという表記を使っているのには理由があるのだそうです。
「女性セブン」(15年6月25日号)の記事などによれば、栃木出身だった初代社長は、シュウマイのことをなまって「シーマイ」と呼んでいた。これを聞いた中国の料理人が「中国語の発音に似ている」とほめたことから、より本場の発音に近い「シウマイ」という名前を採用したそうだ。
出典元: 「崎陽軒のシューマイ」に横浜人激怒 N国党首に総ツッコミ「ふざけんな」「シウマイだろ」 (C) Jタウンネット
「シューマイ」にまつわる不買運動は炎上商法。
立花党首本人によると、今回のスポンサー企業の不買表明については、賛否両論を呼ぶためにまいた種、つまり炎上商法だったと説明しているようです。
マツコが一方的に悪いという世論になると盛り上がらないため、6:4や5:5にするために敢えて行うことで、N国党の知名度を上げることが重要だったようです。
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立花党首は、マツコと”プロレス”をして注目を集めながら公共の電波を使った「既得権益者をぶっ壊す!」とし、その最たるものが『NHK』であり、あまり言ってこなかったけれども『電通』だ、としたそうです。
この様な炎上商法じみた活動には芸能人、一般人を問わず非難の声もあるようです。
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N国党代表が崎陽軒に謝罪、一時的なトーンダウンは”雨降って地固まる”?
ダルビッシュ有のツイートが反響。
大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手が、15日のツイッターで「崎陽軒に罪はない気がする笑 てか良く新幹線乗るとき買ってたなー。また食べたい」などと援護する発言をしたことが反響を呼び、タレントのカンニング竹山やラ・サール石井、日本文学研究者ロバート・キャンベルなど、芸能人や著名人たちのコメントがツイッターなどのSNS上で相次ぎました。
N国党の上杉幹事長の反論。
これらの崎陽軒絡みの騒動については、N国党の上杉隆幹事長(51)は、16日、東京・千代田区の参院議員会館での記者会見で「マツコ・デラックスさんを起用した企業は危機管理に対して、それなりの責任が生じる」と見解を述べた上で、ダルビッシュ有投手に対して、同選手の公式Twitterに反論をツイートしたことを明らかにしたようです。
出典元: N国党・立花氏が崎陽軒に謝罪 MXへの抗議活動は継続へ (C) 東スポWeb
マツコが出演するMXに対して、立花党首は出演依頼を要望していましたが、「検討する」との回答があっただけで、反論する場はまだ与えてもらえていないようです。
「MXは公平中立に放送しないといけない放送法4条に違反している」と、公共の電波を使うには放送法によりルール・規制があり、報道に関しては公平・中立、事実を伝えなければならないと説明し、「国民の共通な財産を使っている認識があまりにない」、マツコによる”有権者がふざけてN国党に投票した人もいると思う“などといった趣旨の発言には、”根拠がない“、”事実かもしれないが調べてもいない“と批判。
一方的に悪口を言って反論させないことは不公平で放送法に違反してるとしました。
「違反していないというのなら見解を出してほしい。マツコ氏も板挟みになっている」と訴え、具体的な回答が得られるまでは、毎週月曜日の抗議活動は今後も続ける、といった旨を表明したようです。
N国党代表がMXスポンサー企業の崎陽軒に謝罪。不買運動撤回でこれ以上のトーンダウンも回避か。 MXのスポンサー企業『崎陽軒』の商品不買運動を始めたN国党の立花党首が、世間からの批判に晒され、19日、「責めたのは早すぎた」として、同社に謝罪する一幕がありました。 同時に、マツコ・デラックスに対しても、「個人的な攻撃は控える」として攻撃中止を宣言するものの、番組への攻撃は続ける意向を示しました。 「MXは公平中立に放送しないといけない放送法4条に違反している」として、毎週月曜日の抗議活動は今後も続けると訴え、攻撃の手を緩めないことを表明しました。 |