小泉進次郎にさすがに叩きすぎだと擁護の声

小泉進次郎 叩きすぎ 擁護 国連本部・小泉進次郎環境相の画像 小泉進次郎 逆風
出典元: 米ニューヨークの国連本部で開かれた都市の脱炭素化に関するイベントで演説する小泉進次郎環境相 (C) NEWSポストセブン
小泉進次郎にさすがに叩きすぎだとの擁護の声?
8月8日、フリーアナウンサー・滝川クリステルとの結婚を発表した小泉進次郎環境大臣(38)が、今月アメリカ・NYに飛び、『国連気候行動サミット』に出席し、外交デビューを果たしました。
本人も釈明したように、環境大臣になってまだ2週間ですが、記者会見で「気候のような大きな問題は楽しく、かっこ良く、セクシーであるべきだ」といった発言は、世間からヒンシュクを買い、批判を浴びる結果となってしまいましたが、現在は、識者らを含めて、Twitter上でも小泉進次郎環境大臣を擁護する声が高まっているようです。
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小泉進次郎を叩きすぎと、識者らが擁護。

(※記事は現時点での情報であり、最新のものとは異なる場合があります。また、人物については、敬称略にて記載させていただいております。何卒ご了承願います)

8月8日にフリーアナウンサーの滝川クリステルとの結婚を発38歳という若さで環境大臣として入閣した小泉進次郎環境大臣は、今月にはアメリカ・NYで『国連気候行動サミット』に出席し、外交デビューを果たしました。

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記者会見で、「気候変動のような大きな問題は楽しく、かっこ良く、セクシーであるべき」と発言したことから、多方面から批判を浴びることになりました。

関連記事:小泉進次郎の国連でのセクシー発言が炎上 擁護の声も

これをロイター通信が、「日本の新しい環境大臣が『気候変動との戦いをセクシーに』と発言した」と報道。

これは、隣にいた国連関係者の発言を引用したもので、識者らからは、Twitter上などでは擁護の声が出たそうです。

小泉進次郎 叩きすぎ 擁護 国連本部・小泉進次郎環境相の画像

出典元: 米ニューヨークの国連本部で開かれた都市の脱炭素化に関するイベントで演説する小泉進次郎環境相 (C) NEWSポストセブン

小泉進次郎を叩きすぎだと擁護する?

“セクシー”発言についての、ネット上の反応。

ツイッターでも話題になっており、理解や擁護を示すツイートも散見されるものの、やはり批判的なものが多い。《世界に恥ずかしい! 世界中が笑ってるよね》、《お願いだから海外に恥を晒さないで》、《国内で馬鹿を言うだけでなく海外で言ってくれて情けないし恥ずかしいし》――という具合だ。
出典元: 小泉環境相はポエムとセクシーで早くもピンチ 妻・滝クリも視聴率急降下の逆風 (C) デイリー新潮

セクシーとは?

ちなみに、セクシー(sexy)とは、性的魅力のあるセクシーな性的な、という意味合いで使われることの多いワードですが、他にも”挑発的な“という意味で使われることもあるようです。

気候問題みたいに、地球の環境(大きな対象)に向かってなんとかして手を打とうという挑戦は、ある種のゾクゾクする感情の高まりのようなものがある半面、無謀な挑戦の言い換えを”挑発的”だと自虐的に言いたかったのかもしれません。

プレイボーイだって、10人中、何人引っ掛けられるかなんて分かりませんから、意図した結果が必ずしも伴う訳でもない分野だということでもあるでしょう。

“デキ婚”したばかりの小泉進次郎環境大臣が隣に座ったということで、アダルトな会話であることだけは確実だとは思われますが、こういう風な見方もあるかもしれないということで。

小泉進次郎を叩きすぎだと擁護するのは誰?

擁護者その1、デーブ・スペクター

29日放送『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演した際に、小泉進次郎環境大臣に対する批判について言及。

“セクシー”発言はもとより、化石燃料脱却については「減らします」とは返したものの、具体策の提示には至らず、「私は先週大臣になったばかりです」としか返答できなかった小泉進次郎環境大臣に批判が集まりました。

デーブは「大体ね、みんな文句言いすぎです」と声をあげ、「若いから聞く耳も持っている。建前はパフォーマンスかもしれないが、まだやる気があると思う」と擁護。さらに「なんで、みんな叩き下ろすのか分からない」と疑問視した。
出典元: デーブ・スペクター、小泉進次郎を擁護「『セクシー』も左にいる女性が先に言った言葉」 (C) エンタメRBB

さらに、「セクシー発言も、左にいる女性が先に言ったんですよ。それも(テレビで)見せてあげないといけない」とデーブは主張したようです。

イベントでは、小泉進次郎環境大臣の隣にフィゲレス前国連気候変動枠組み条約事務局長がいましたが、彼女が「こうした気候変動問題を取り組むのはセクシーなこと」と述べたことを受けての発言だったようです。

小泉進次郎を叩きすぎると擁護に回る人々。

擁護者その2、杉村太蔵

原発の除染廃棄物等を県外に運び出して最終処分をする方針ではあるものの、最終処分場の検討が進んでいない現状についてコメントを求められた際の返答が、具体策が述べられておらず、”ポエム“だと世間から揶揄されたことに関して、元衆院議員で現在はタレントの杉村太臓(40)は、「具体策がないという批判ですけど、環境大臣に就任して2週間ちょっとで具体策を出した環境大臣はいませんよ。良く勉強してるからこそ軽々にものが言えない」と擁護したそうです。

関連記事:小泉進次郎の回答がポエムだと批判集まる

例えば汚染土に関してはね、福島で発電された電気を一番使ったのは東京・千葉・神奈川ですよ」とし、「電気を使った自治体が公平に分担したらいいと思いますよ」と提案。
出典元: 杉村太蔵、小泉環境相の“ポエム”擁護「良く勉強してるからこそ軽々にものが言えない」 (C) スポーツ報知

だからこそ、福島を早々に復活させねばならなかったのだろうと思います。

都内の電気をまかなっていた原発が、福島にあったのですから。

東京の足元(ライフライン)が崩されて厳しかったのなら、メルトダウンは地震のせいではなく津波でいけ、とも平気で嘘をつけたでしょう。

当時はリーマンショック後で派遣切りが横行し、単発で食いつなぐ人々をふるい落とす企業が続発しましたが、当時寮すら追い出された人々にとっては、腹立たしいことだったでしょう。

本当に、嫌われていたんですよね、中央の東京と、政権与党の政策は。

原発事故では、同じように、エネルギーを奪われたように思えてなりません。

その場凌ぎの原発政策を続ける以上は、地震大国のこの島国では、首が締まり続けていくことは必至でしょう。

温暖化対策については「(福島第一原子力発電所の事故以来、火力発電やってますねこれはCO2が大量に出ちゃう」と説明し、「パリ協定で2030年まで24%削減をやるんだったら、やっぱり原発再稼働しか現時点ではないんじゃないかというのが私の考え」と持論を語った。「ただ、これは薄口政治評論家で何の責任もないから言える」と語り、「地球の将来を担った環境大臣はなかなか軽々には言えないですよ」と思いやった。
出典元: 杉村太蔵、小泉環境相の“ポエム”擁護「良く勉強してるからこそ軽々にものが言えない」 (C) スポーツ報知

福島に寄付する暇と時間とお金とエネルギーがあったのなら原発から他のエネルギー政策にシフトする為につぎ込めば良かったのだと思われます。

当時自民党の負を受け継いで国の浄化作業に就いた、現・立憲民主党の菅直人元首相(弁理士…知的財産の専門家)は、ここ数年の安倍政権を『安倍政権の6年こそ悪夢の政治です』と指摘し、以下のように非難していますが、その通りだと思いますし、非難の矛先が向けられるべきは、すぐに手のひら返して自民党政権へと戻した”国民”でもあることでしょう。

小泉進次郎 叩きすぎ 擁護 菅直人元首相の画像

出典元: 菅直人元首相 (C) デイリースポーツ

菅氏は「安倍政権の6年こそ悪夢の政治です」と具体的に列挙。「(1)アベノミクスの失敗:個人消費は伸びず景気も財政も悪化。(2)非正規雇用の拡大による格差の拡大、(3)領土問題はじめ見掛け倒しの成果なき外交、(4)官邸主導の忖度と情報隠ぺいの政治、そして 原発回帰をめざして再エネ拡大を遅らせているエネルギー政策の失敗です」とツイートした。
出典元: 菅直人氏 「安倍政権の6年こそ悪夢の政治」…アベノミクスの失敗など4項目指摘 (C) デイリースポーツ

(2019年7月19日、Twitterにてツイート)

小泉進次郎を叩きすぎでしょと、やっぱり擁護するのはこういった方々。

擁護者その3、デヴィ夫人

9月28日放送『胸いっぱいサミット!』(関西テレビ)では、環境大臣に就任してから約2週間が経った小泉進次郎の発言を検証。

パネラー・前大阪市長・橋下徹の「HOW(どうして)に答えない」、「批判や反発を受ける発言をしない」姿勢に苦言を呈したそうですが、これにデヴィ夫人が強く反発し、ひたすら小泉進次郎環境大臣を擁護したといいます。

まだ2週間なんですから、大臣になってから。時間をあげましょうよ!

結論、結論って2年も何もしなかったというなら、騒いでもいいと思いますけどね

責めるのではなく、育つのを見守りたいとしたデヴィ夫人の小泉進次郎への期待度に配慮し、橋下徹は、「小泉さんの強さはデヴィ夫人のような、優しい発信力のある応援者がたくさん付いていることです。それも政治家として一つの能力ですね」と苦笑するも、「僕らだったら”お前、10日ぐらいで言い訳するなら辞めろ!”とぼろかすに言われますよ」とも意見し、それには東国原英夫元宮崎県知事も大きく頷き、同調したそうです。

未来の首相候補と言われ多くの期待を背負っているだけに小泉進次郎を見る世間の目も厳しく、当分は叩かれながらの逆風の中で大臣を務める事になりそうです。

関連記事:演説は父親譲り!?小泉進次郎が政治家の能力があると考える人は過半数の59.7%

小泉進次郎をさすがに叩きすぎだと擁護する声が上がりはじめている
環境大臣となって早2週間、今月アメリカ・NYに飛んだ小泉進次郎は、『国連気候行動サミット』に出席し、外交デビューを果たしました。
ただ、記者会見にて「気候のような大きな問題は楽しく、かっこ良く、セクシーであるべきだ」と発言。
この“セクシー”発言が話題を呼び、世間からヒンシュクを買うはめになりましたが、批判を浴び続けるので、識者らやTwitter上でも進次郎擁護の声が挙がり始めそれが小泉進次郎の政治家としての一つの能力だと、橋下徹元大阪市長からも苦笑されることとなりました。