島田紳助が事態の収拾に動くも賛否別れる

仲介 吉本興業 闇営業

吉本の内紛問題について、ついに島田紳助さんが事態の収拾に動き始めましたが、世間からは賛否両論が噴出しています。

島田紳助さんの意図はどういうものなのか、そしてなぜ紳助さんが乗り出すことに賛否両論が飛び出しているのかについて解説していきます。

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島田紳助が事態の収拾に乗り出したことに賛否?

様々な芸人の思惑が複雑に絡み合う吉本問題

宮迫さんを始めとするお笑い芸人の反社会的勢力への闇営業問題をきっかけに、突如巻き起こった吉本興業の体質や経営陣への批判。

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ダウンタウンの松本人志さんは、芸人の立場に立ちつつも、大崎会長を擁護したり、ツイッターで根性論を呟いたりしており、吉本興業への批判はトーンダウンしている印象を受けます。

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一方で、極楽とんぼの加藤浩次さんは、現経営陣が辞めないのなら、自分が吉本興業を抜けると突如発言。

北海道出身の加藤さんを慕う同郷の芸人、平成ノブシコブシの吉村さんやタカアンドトシさんなども加藤さんが抜ければ同調するのではとも見られています。

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引退した島田紳助が口を開いた

松本人志さんが、事態の収拾に動いたことで沈静化するにも見えた吉本問題ですが、加藤浩次さんを始めとする吉本所属芸人の批判により、状況は複雑怪奇なものへと変わりました。

それを見かねたのか、元吉本所属大物芸人で、すでに芸能界を引退している島田紳助さんがついに動き出しました。

しかし、島田紳助さんが事態の収拾に動き出すことに対して、ネットを中心に世間からは賛否両論が出ています。

島田紳助は何を語った?

大崎会長が辞めると吉本興業は潰れる?

問題の当事者である宮迫さんとは仲が良いという島田紳助さん、彼についてはまだ引退してはいけないと語っています。

そして、大崎会長については、「現在吉本で唯一カリスマ性のある大崎会長をクビにしたら、吉本は潰れる」という主旨のインパクトのあることまで残していますね。

岡本社長については、あまり接点がない様子ですが、自分が認める大崎会長が社長に任命するくらいだから、仕事のできる人ではないかと紳助さんは推測しています。

ギャラ問題については、きつい一言も

今回の吉本問題については、以前から芸人のトークでもよく語られていた吉本のギャラの低さにもスポットライトが当たっています。

事務所9:芸人1という配分の低さもまことしやかに囁かれていますよね。

ここぞとばかりに、このことを嘆く芸人のツイートも多数出ています。

これについて、島田紳助さんは「ギャラが安いのは「自分が安い」ということ、まずは売れろ」という芸人には厳しい発言をしています。

厳しくもありながら、会社や芸人のことを思う発言をしている島田紳助さん。

では、なぜここまで事務所のことを心配し、島田紳助さんが事態の収拾を測ったにも関わらず賛否両論となっているのでしょう。

島田紳助の引退理由

反社会的勢力との関係

賛否両論の「否」、つまり島田紳助さんへの批判の理由は、彼の引退理由にあります。

人気、実力を兼ね揃えていた島田紳助さんが、2011年に突如引退したのは自身の暴力団との交際が発覚したからでした。

8年前といえば、まだ55歳で、奇しくも今この問題に熱心に動いている松本人志さんの年齢と同じ年です。

そう考えると、非常に若い引退でしたね。

それゆえ、彼の引退を惜しむ人も多いのでしょう。

今回の問題の発端は反社会的勢力と芸人のつながりにあり、そこから派生する問題に、反社会的勢力とつながりがあった島田紳助さんが事態の収拾に動いたため、賛否両論になったのでしょうね。

島田紳助の登場に世間の声は?

収入理論については、賛同する声もある

芸人への過剰な収入保障を否定した島田紳助さんの意見には同調する声もあります。

しかし、今回の問題に出てきたことに対しては、コメントできる立場なのであろうかという疑問も多いようですね。

これが、まさに島田紳助さんが事態の収拾に動いたことに賛否両論となっている理由なのでしょう。

https://twitter.com/AJ4649AJ/status/1154363068840681472

今後の展開は?

同期ラインの復活

今回、島田紳助さんは、同期の明石家さんまさんやオール巨人さんとも連絡をとったことを明らかにしています。

その前後に、オール巨人さんは、自身のブログで「今、しゃしゃり出るのはおかしい」と若手芸人の事務所批判ツイートに苦言を呈しています。

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島田紳助さんが動き、松本人志さんも経営陣の残留を望んでいることを踏まえると、このままズルズルと経営陣は残るかもしれませんね。

以上、島田紳助さんが事態の収拾を図るも賛否両論が出ていることについて解説していきました。

もちろん、皆吉本興業やお笑い芸人の状況を良くしようとして、動いているのはわかります。

しかし、あまりにも登場人物が増えすぎて、複雑になっていますよね。

シンプルに、何が本来問題だったか、整理すべき時なのかもしれません。