宮迫さんと田村亮さんの謝罪会見で発覚した、吉本興業岡本社長のパワハラ騒動ですが、いつからパワハラは行われていたのでしょうか。
岡本社長の経歴や、彼のこれまでの振る舞いを語る芸人の証言から、分析していきたいと思います。
岡本社長のパワハラはいつ始まった?
失敗と言われる岡本社長の釈明会見
反社会的勢力への闇営業で、今まで世間から大きな非難を受けていた宮迫さんと田村亮さんが謝罪会見を行った事で、急に非難の矛先が吉本の経営陣に向かいました。
そこで、自身のパワハラ疑惑が浮上した吉本興業岡本社長は、急遽7月22日に記者会見を開きました。
しかし、記者からの質問にはっきりとした答えが出ることはなく、いたずらに5時間半もの時間がながれた無意味な会見となりました。
このお粗末な会見には、世間はもちろん、身内の吉本芸人からまで批判が飛び出しています。
記者会見では、うやむやになりましたが、実際のところ岡本社長によるパワハラはいつから行われていたのでしょうか。
岡本社長の経歴
ダウンタウンとの深いつながり
岡本社長の経歴を語る上で、ダウンタウンとの繋がりは欠かせません。
大学卒業後、吉本興業に入社した岡本氏は、2年目で当時売り出し中だったダウンタウンのマネージャーとなります。
その後は、敏腕マネージャー、プロデューサーとして活躍し、2019年から吉本興業の社長に就任しました。
現在の会長、大崎氏はダウンタウンの生みの親として知られていますし、藤原副社長もダウンタウンのマネージャー経験者です。
ダウンタウンがここまで吉本興業を大きくしたと言っても過言ではないといえ、少しダウンタウン絡みで上層部が固められすぎの気もしますよね。
では、岡本社長によるパワハラは、いつからだったのかが気になってきますね。
岡本社長のパワハラに言及した芸人
松本人志
松本人志さんは、岡本社長について、横柄な言葉使いを注意した事があることを、生放送内で明らかにしています。
ここでは、パワハラという言葉は明示していませんが、岡本社長に強く言え、傍観者の立場である松本さんですら、横柄に感じたということは若手芸人当人にとっては相当強い言葉遣いなのでしょうね。
友近
友近さんも、テレビ番組内で、直接岡本社長の圧力を受けたことを語っています。
会社の体制に疑問を感じていた友近さんは、岡本社長とサシで話し合う機会をえます。
しかし、会社への意見を述べ、他の芸人も同様のことを感じていると説明するや否や、「他の芸人ってだれ?」、「その人たちの名前をいって」と言われたそうです。
このように言われると、仲間を売るようになるので、何も言えなくなりますよね。
これは立派なパワハラの一つと言えるので、岡本社長のパワハラがいつからという問いに対しては、今始まったことではないのは確かでしょう。
岡本社長のパワハラについて、世間の声は?
岡本社長に対して否定的な意見が大半
これだけパワハラが問題視される現代社会にあって、岡本社長の行動は許されるものではありません。
それゆえ、岡本社長のうやむやな会見を批判する声が大半を示しています。
ただ一方で、元々嘘をつき始めたのは宮迫さん側であり、それについて叱責したのはやむを得ないのではないかという声もあります。
関連記事:岡本社長が会見 世論の反転に疑問の声も
岡本社長のパワハラがいつ始まったかは気になるところですが、まず世間は宮迫さん田村亮さんがついた嘘と岡本社長のパワハラ問題を分けて考えなくてはいけないでしょうね。
大企業の社長が会見で泣くってどうなん?同情狙いの演出か?→危機管理広報コンサル分析 岡本社長涙も「見ている人の心動かず」(スポニチアネックス) – Y!ニュース https://t.co/FItp3spsOL #Yahooニュースアプリ
— ドラムすこ@北の大地 (@drumsko_obi) July 23, 2019
しかしまー。
松本人志さんと直接話して、その後の記者会見があれって。
一体どうゆうことを話したのか、そして松本さんがそこで納得して終わったのかね。
まあ岡本社長の言い分もわかるけど。
嘘つかれて再確認して、またFRIDAYに第2弾とか新しいのとか出てきたらそれこそね。
ただ恫喝だけはダメ。— をわっと (@ao2suka_77wajan) July 23, 2019
岡本社長の進退は?
加藤浩次の動き
今回の会見で、岡本社長は闇営業騒動の責任を取り、自身の1年間50%の減俸処分を発表しています。
しかし、パワハラ騒動を起こしておきながら、自身の退陣を示さなかったことに憤慨した極楽とんぼの加藤浩次さんは、岡本社長と大崎会長が辞任しないのであれば、自分が吉本興業を辞めると明言しています。
これを受け、7月23日に加藤浩次さんが大崎会長と会談の場を設けることになったようですので、この会談次第では、岡本社長の進退もしくは加藤さんの吉本離脱が決まるのではないでしょうか。
ノブシコブシの吉村さんは、加藤さんが吉本を離れた場合、追従することを匂わせていますので、今後も吉本興業の混乱は続きそうですね。
僕は北海道の人間です
何かあった時は北海道の人について行きます— ノブシコブシ 吉村崇 (@hnkyoshimura) July 22, 2019
以上、岡本社長のパワハラはいつからかについて解説してきました。
パワハラの定義が昔と今では異なるので、細かいことは不明です。
しかし、極楽とんぼ加藤さんは昔からこういう事があったことをほのめかし、自身の進退までかけるということは岡本社長のパワハラに準ずる行為は以前からあったのではないかと思ってしまいますね。