最近話題になっている闇営業はお笑い芸人以外にもいるんでしょうか?
6月になって吉本興業所属のタレント達が詐欺グループへ闇営業を行ったり、反社会的勢力である暴力団との間で闇営業を行ったり、ずっと世間を騒がしています。
ここでは、事件のまとめや芸人以外にも闇営業を行っている人がいるのか徹底的に解説していきましょう。
闇営業とは?
事務所に所属している芸人が、事務所を通さずに行う営業を意味する芸人用語で、事務所を通さない分、芸人に入る報酬が多いのと、身軽な営業活動が可能になる事です。
闇営業をするならフリーでした方がいい
営業活動のマネジメントを行うために事務所と契約をしているのに、事務所と関係ないところで営業を行われては、契約の意味がないのです。
事務所がタレントを育成して知名度も上げてるのに、影でコソコソ営業をしてお金をもらうのはせっかくのマネジメントも意味がないですよね。
事の発端はカラテカ入江
詐欺グループに対し闇営業を仲介
幅広い人脈を誇り、友達は5000人いると公言していた入江ですが、振り込め詐欺グループになどの反社会的勢力との闇営業の仕事を、吉本芸人らに仲介したことを理由に解雇されました。
参加していた芸人は11名
「雨上がり決死隊」宮迫博之を始め、「ロンドンブーツ1号2号」田村亮、ガリトチュウ福島など吉本興業所属の芸人11名も謹慎処分になりました。
カラテカ入江が解雇処分になった当初は、金銭の受け取りはしていなかったと関与を否定していましたが、嘘だったことが後日分かりました。
それから数日して、スリムクラブの2人も暴力団との間に”闇営業”を行ったとして無期限の謹慎処分になりました。
芸人以外にも闇営業を行っているアスリートもいる
高額の謝礼を受け取るプロゴルファー
プロゴルファーは個人事業主なので、チームや連盟といった防波堤がなく脇が甘くなりやすいそうで、トーナメントで食べていけるのは200人程度で、その10数倍のプロゴルファーがレッスンなどで食べていってるそうです。
プロゴルファーの元には、暴力団のフロント企業や関連会社からコンペのゲスト参加依頼が来ることもあるということです。
個人のラウンドレッスンのギャラは一日5万円から20万円が相場で、相手によっては50万円の時もあるそうです。
1日で50万円手に入ってしまうなんて、夢のようですが、税務署にマークされているプロゴルファーも数多くいるそうです。
演歌界にも飛び火
演歌歌手と反社会的勢力は関係が深い
山口組によるかつての「神戸芸能社」と美空ひばりさんの関係や、北島三郎さんが稲川会の新年会に出席して、NHK紅白出場を辞退した一件や、細川たかしさんが指定暴力団幹部とのゴルフのコンペに参加していたこともあり、昔から演歌界と闇社会は何かしら繋がりがありました。
詐欺商法の広告塔になった歌手も数多くいるそうです。
その他にも演歌界にはまだまだ反社会的勢力と繋がりがある人がいるかもしれませんね。
今の吉本興業は信用がない
テレビ局は吉本タレントを使いたくないとの声も
カラテカ入江から始まり、負の連鎖が続きどんどん、芸人達が反社会的勢力との関わりが分かってきてテレビ局関係者は「吉本の芸人はもう怖くて使えない。いつ反社との写真が流出するか分からないから。身辺調査をしたとしても、嘘をつかれたら終わりだから」と信用がなくなっているのが分かりますね。
確かに、過去の話であってもこんな多くの芸人が反社会的勢力との間に”闇営業”を行っていたら信じようがないですよね。
テレビで吉本興業の芸人を見ない日がないので、お笑い界のトップ事務所の危機はいつまで続くことになるんでしょうか。
これ以上、反社会的勢力との関わりが出てこない事を切に祈ります。