闇営業でベテラン謹慎!若手がチャンスか? 吉本興業のお笑い芸人たちが反社会的勢力の会合に参加した「闇営業」問題で、一部、若手の芸人が復帰に向けて動き出していることが13日分かりました。 雨上がり決死隊の宮迫博之(49)、ロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)を含めたお笑い芸人13人が、事務所を通さずに闇営業して金銭を受け取っていたとする問題で、騒動が発覚して、先月からいずれも謹慎中の身でしたが、吉本興業側が、若手7人についてのみ、8月中の復帰を検討。 |
闇営業で人気芸人が謹慎、若手にとってはこの機会がチャンス。
吉本興業のお笑い芸人たちが反社会的勢力の会合に参加した「闇営業」問題で、一部、若手の芸人が復帰に向けて動き出していることが13日分かりました。
雨上がり決死隊の宮迫博之(49)、ロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)を含めたお笑い芸人13人が、事務所を通さずに闇営業して金銭を受け取っていたとする問題で、騒動が発覚して、先月からいずれも謹慎中の身でしたが、吉本興業側が、若手7人についてのみ、8月中の復帰を検討。
これについては、ヒアリングの中で、宮迫博之と田村亮の両人が、闇営業問題に巻き込んだ後輩について、「ここまで騒動が広がったのは自分たちの責任」とし、「早く復帰させてもらえないか」と願い出たことから、会社側が謹慎期間短縮の検討に入った模様です。
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謹慎処分を受けた芸人の今後。
関係者による話では、早期復帰の対象となるのは、詐欺グループの会合に参加した「レイザーラモンHG(43)」や「ガリットチュウ福島善成(41)」、「くまだまさし(45)」など若手7人。
「ギャラはもらっていない」と虚偽の報告をした宮迫と田村、そして暴力団幹部との会合に参加したスリムクラブと2700の復帰については未定だそうです。
キー局関係者の話では、宮迫さんの謹慎期間がいつまでになるかはメドすら経っておらず、少なくとも今年中の復帰はまずないとの見込みだそうです。
ただ、雨上がり決死隊がメインMCを務める人気番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)は、7月2日にテレビ朝日の亀山慶二社長が定例記者会見で番組継続を発表したとのことですので、謹慎処分が解かれれば、宮迫が戻る場所は確保されていると言って良いのかもしれないとの見方があります。
関係者によると、収入面などを考慮して若手を中心に復帰に向けた社内調整が始まり、先輩格である宮迫が「自分よりも若手を復帰させてほしい」と関係各所に働きかけているという。
出典元: 宮迫博之が働きかけ!“闇営業”で謹慎中の吉本若手芸人が復帰へ (C) サンスポ
闇営業で泣くベテラン。面白い若手芸人に、チャンス到来。
この日、吉本興業は、処分の対象となった13人の芸人全員に複数回のヒアリングを行ってから、彼らが闇営業で稼いだ報酬金額を、公式サイトで公表しました。
宮迫100万円、田村50万円、それとは別に暴力団関係者との会合に参加したスリムクラブの真栄田賢(43)と内間政成(43)はそれぞれ7万5000円、他9人が3万円から10万円と認定。
また、関わった13人全員が、報酬の税務申告をしていなかったため、12日までに修正申告をしたことを報告しました。
謝罪と、2つのNPO法人などに寄付。
公式ホームページで詐欺被害者に謝罪するとともに、支援につなげるため、2つのNPO法人に報酬相当額の150万円ずつ計300万円を寄付したことも明らかにしました。
また、宮迫は100万円、田村は50万円を、自らが選んだという寄付先(公益社団法人全国被害者支援ネットワーク)に13日までに自ら寄付したそうです。
今後、同社では、社会奉仕活動への参加も検討しているとのことです。
同社では、再発防止のため、所属タレント全員と、依頼された仕事の報告を義務づける「共同確認書」を交わすことも決めました。 2009年の上場廃止後から、コンプライアンス強化を進めてきた同社では、取引先が反社会的勢力であるかどうかをチェックしてきたといいます。 同書には、改めて仕事の依頼主が反社会的勢力と関係していないかどうかを調査することを明記し、それらとの交流の断絶、営業先を適切に選ぶことや、コンプライアンス順守も明記するとのこと。 関係者によると、明石家さんま(64)やダウンタウンらベテランから、吉本総合芸能学院を出たばかりの若手まで約6000人が対象であり、社員や幹部も対象とし、面談時に署名する形となるようです。 |
闇営業に学ぶ、若手の貪欲さ。ある意味では別のチャンス到来かも。
「吉本興業には所属芸人が約6000人います。飽和状態のまま上の世代がつかえていたら、ボクらはいつまで経っても日の目を見れない。先輩芸人は尊敬すべき存在ですが、弱肉強食の世界ではライバルでもある。ある意味、今回の闇営業問題は、お笑い界で淘汰が始まるいい機会になるんじゃないかと思うんです」(ある芸人)
出典元: 闇営業で淘汰始まる お笑い界に“非・吉本芸人”の時代到来 (C) 日刊ゲンダイDIGITAL
宮迫博之や田村亮の後任に入れそうな芸人は?
多くのレギュラー番組を持つ宮迫博之や田村亮の無期限謹慎、また他の吉本芸人は40代の中堅が多かったことから、この世代がゴソッと抜ければ、闇営業に関わっていない若手芸人にとってはチャンスになり得るとの見方が強まっています。
発売中の月刊誌「日経エンタテインメント!8月号」がまとめた調査「この1年間で最もブレイクしたお笑い芸人」を見ると、1位…霜降り明星、2位…チョコレートプラネット、3位…和牛、いずれも吉本所属のコンビだけれども、20~30代の若手が台頭しつつあるとの結果が出ているのだそうです。
この世代が、宮迫や田村の後任を務めそうな雰囲気が漂っているかもしれません。
また、テレビ界を席巻していた吉本芸人ですが、今回の一連の事件で吉本のイメージダウンは避けられず、テレビ局では吉本芸人の利用を控える動きも出てきています。
吉本以外の事務所に所属している芸人にとってはチャンスが来ているのかもしれません。
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闇営業、喉元すぎればネタに変化。早くも若手にとって世代交代のチャンスとなるか。
宮迫博之。
宮迫には、お笑い芸人として歩み始め、メジャーデビューも間近とされる長男(陸くん/18)がいるという情報があります。
親の七光りを嫌い、本人はひた隠しにしているようですが、高校時代からマニアの間では名の知れたコンビで、親に似た風貌かつツッコミ担当ということですので、勢いがあるのはもちろんのこと、今は大学のお笑いサークル所属で、月3~5本のペースでお笑いライブにも出場するというほどの身の入れようで、着実に腕を磨いているそうです。
1998年に結婚し、2001年に長男の陸くん誕生。 2011年には映画『リアル・スティール』のテレビCMの吹き替えで父子共演を果たしています。 この親子でのオファーには、宮迫博之は悩みながらも仕事を受けたようですが…。 この頃から、『お父さんと同じ世界に入りたい』と陸くんは芸能界に興味を持ち始めたようです。 闇営業問題で無期限謹慎処分を受けていますし、この先、親子でお笑い芸能人、という生き方ができる日はくるのでしょうか。 |
田村亮も含め、テレビに出ずっぱりだったでしょうから、本人としては久しぶりのまとまった休日を心身共にリラックスできているかもしれません。
この際、スパッとお笑い芸人を諦めて若手芸人と世代交代し、別の分野に進出するという手もあるかもしれません。
闇営業問題への対応が、若手にとっても報酬アップのチャンスとなるのか。
闇営業が後を絶たない吉本興業。
お笑い芸人たちを中心に、その土壌が整っているというのなら、また新たな、宮迫たち以上に闇と繋がる芸人たちが出かねないのかもしれませんが、現状はこのようなラインギリギリで押し通すようです。
芸能界、果ては社会全体を巻き込んだ警察の問題でもあるのではないかと思うのですけれど。
それほど、闇は深い、とも思えてしょうがありません。
周辺の芸人たち。
「和牛」「祇園」ら吉本興業の若手お笑いコンビが14日、クール・ジャパン・パーク大阪で開催される「SUMMER FAIR」(20日~8月18日)の会見に登場。1日名誉店長を務めた「矢野・兵動」の矢野勝也(48)が、“闇営業”問題で謹慎中の若手芸人に、初心に返って同イベントに参加するよう提案した。
出典元: 「矢野・兵動」の矢野 謹慎中の若手芸人にイベント参加呼びかけ (C) デイリースポーツ
【お笑いタレント・たむらけんじ(46)】
雨上がり決死隊・宮迫博之(49)に「記者会見をしてほしい」と呼びかけました(15日放送MBS「ミント!」(月~金曜後3・49)に生出演にて)
若手との金額の差から「やはり宮迫さんが「もらってない」と言ったから、本当のことを言いたかったけど言えなかった後輩もいるかもしれない。そういう若手もいるかどうか吉本は調べて、処分を短くしてあげてもいいと思う」
共演者の落語家・月亭方正(51)も「虚偽の説明をしたことはいけないこと」とコメントし、たむらけんじと同じく、会見をしないと世間が納得しないと思うと賛同しました。
「宮迫、亮だけでなく、全員で」と13人全員が会見するべきとも主張したようです。
脚本家としても芸人が重宝される傾向に。
異ジャンルのクリエイターとして、なぜか芸人脚本家が重宝されているという話。
こんな業界でも需要があるようです。
多くの意見で研磨されることが多い芸人脚本家が作るテレビドラマ。それが必ずしも最良の形とは言えないが、視聴者としてはとにかく、面白いテレビドラマが次々と世に出てくることを願ってやまない。
出典元: 芸人脚本のドラマ増加の背景 知名度だけじゃない、「面白く見せる」ことに長けた逸材が続々と登場 (C) ORICON NEWS
闇営業が招く、若手への世代交代。遅かれ早かれ転がるチャンスが、もう目の前か。 吉本興業のお笑い芸人たちが反社会的勢力の会合に参加した「闇営業」問題で、一部、若手の芸人が復帰に向けて動き出していることが13日分かりました。 雨上がり決死隊の宮迫博之(49)、ロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)を含めたお笑い芸人13人が、事務所を通さずに闇営業して金銭を受け取っていたとする問題で、騒動が発覚して、先月からいずれも謹慎中の身でしたが、吉本興業側が、若手7人についてのみ、8月中の復帰を検討している模様です。 |