九州豪雨、いつまで警戒が必要?

九州豪雨 2019

九州豪雨はいつまで警戒すればいいのでしょうか。

6月28日から活発化した梅雨前線が停滞して記録的な大雨に見舞われた九州南部ですが、気象庁によると6月28日の降り始めから4日午後5時までの総雨量は宮崎県えびの市末永で、1089・5ミリ、鹿児島県鹿屋市下高隈町で901ミリに達して、各地で災害が起こっています。

しかし、今現在は雨も落ち着いており降ってない地域もあるのですが、油断は禁物ですのでいつまで警戒すればいいのか詳しく解説していきましょう。

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九州南部は雨がほぼやんだ

三日までの記録的大雨で土砂災害が起きやすくなっている

九州南部を中心に最大で1000ミリを超えた大雨は、停滞する梅雨前線の影響で記録的な大雨が降り続き、土砂崩れなどが起きた被災地では4日の朝には、一旦雨が小康状態となりました。

1週間続く大雨で昨年の1ヶ月分の雨量を超えてしまうという声もあり、九州豪雨の雨量が凄まじい事を物語っています。

降り始めてから1週間、今後も前線が停滞する恐れもあり住民の不安は解消されていないようです。

九州では7月6日頃まで大雨が続く予報

その後降水量は少しづつ減り16日頃まで雨

週間天気予報では、梅雨前線が本州付近に停滞する日が多く、西日本や東日本では曇りや雨の日が続くようです。

特に6日(土)頃にかけては九州などでも雨が強く降る恐れがあり、既に大雨で地盤が緩んでいるため土砂災害などの発生リスクがさらに高まっているそうです。

毎日、雨が降り続いているといつまで雨が続くのか、梅雨明けがいつになるのか気になるところですよね。

このジメジメした季節から早く抜け出したいですね。

土砂災害や川の氾濫などが発生

最近になって大雨の「警戒レベル」が出来た

近年では、西日本豪雨を始め日本は雨による災害がとても多くなりました。

それに伴い、人々から命を守る手段として雨の注意を”警戒レベル”化してどの位危険か一目で分かるようにして、1人でも多く避難して人身被害が少ないようにするために作られたものです。

5段階の警戒レベル

警戒レベル 住民が取るべき行動 市町村が発表する

避難情報など

気象庁などが発表する

気象情報など

命を守る最善の行動を 災害発生情報 大雨特別警戒

氾濫発生情報

全員避難 避難勧告、

避難指示(緊急)

土砂災害警戒情報

氾濫危険情報など

避難準備

時間のかかる人は避難

避難準備・高齢者等

避難開始

大雨警告・洪水警報

氾濫警戒情報など

避難行動の確認 注意報 氾濫注意情報など
災害への心構えを高める 早期注意情報

(警報級の可能性)

分かりやすく解説

一番危険度の高いレベル5は、”すでに災害が発生している”で、レベル4では”土砂災害警告情報や避難勧告”になり、レベル3では”逃げ遅れる可能性がある高齢者などは避難、その他の住民は避難準備を開始”になり、レベル2では”警報級の可能性を示す”ことになっており、一番危険度の低いレベル1では、”最新情報などに注意する呼びかけ”になります。

これらのことを頭にしっかり叩き込んでおくと、いざ災害が起きてニュースを見たときにすぐに行動できると思うのでしっかりと覚えておくと安心ですね。

関連記事:九州豪雨、警戒レベル5に 大雨警戒レベルとは

雨がやんでも地層は不安定

山の斜面などには近付かないように注意

今は九州でも雨はだいぶ落ち着いて降っていない地域もありますが、長雨の後は地層深くに水が浸透しており、土砂災害が起きやすくなります。

雨が降っていなくても大規模な土砂災害が発生したケースもあり、今回九州南部を襲った記録的大雨のピークは過ぎたものの、地層は不安定になっているので引き続き警戒が必要という事です。

山の斜面や、土砂などには近付かないように気をつけましょう。

災害大国の日本で暮らすために必要な事

今回は土砂災害について解説していきましたが、土砂災害が多い理由としては、雨が多い事、急流の川が多いこと、そしてもろい地層の山が多いことで起きています。

特に日本は世界平均の2倍の降水量と言われており今回の九州豪雨の際は特に土砂災害が起きやすくなるので、日本に住んでる以上、災害リスクをより抑える為に自分や家族を守る対策をしていきましょう。

まだしばらく雨が続くようなので、危険な場所には近付かないように、避難できるときはすぐに避難するようにしていきましょう。

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