今回の九州豪雨により、備えの必要性を実感した方は多いのではないでしょうか。
今後、他地域も被害が出る可能性があるので、早めに備えるに越したことはありません。
では、具体的に何を用意すれば良いのか、解説していきたいと思います。
九州豪雨で、備えの重要性が指摘される
九州南部を襲った豪雨
九州から東日本の太平洋側にかけて停滞する梅雨前線が活発したことにより、九州南部を中心に豪雨が続いています。
鹿児島県、宮崎県、熊本県の多くの世帯に対して、避難勧告が出されたことも事態の深刻さを示していましたね。
九州豪雨の凄まじさを見て、「備え」の必要性を実感した方も多いのではないでしょうか。
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九州以外にも被害のおそれ?
本州でも被害が?
今回の豪雨は、昨年の西日本豪雨に比べると局所的と言われていますが、その分長引く可能性も指摘されています。
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今後、他の場所にも被害が出る可能性も否定できないので、九州豪雨に対する備えが必要ですね。
今すぐ備えよう
防災気象情報を活用
警報を始めとする防災気象情報を活用することで、被害を未然に防いだり軽減ができます。
大雨が来るかもしれないという情報を耳にしたら、必ずテレビやラジオを使用して防災気象情報をチェックするように心がけましょう。
災害前にすべき作業
災害前にしておかなくてはいけないことがあります。
災害が来てからでは遅いので、しっかり確認して冷静に対応できるようにしたいですね。
窓の鍵をかける際、補強すべきところはないか確認しておきましょう。
排水溝は水が溜まってしまわないように、掃除しておきましょう。
風で飛ばされそうなものが外に置かれたままになっていないか、確認が必要です。
避難経路を確認し、家族で事前に話し合っておきましょう。
備えるべきもの
非常用品は家に用意されていますか。
災害が起こってからだと、店が閉まりますし、開いていたとしても必需品はすぐに売り切れてしまいます。
水、懐中電灯、携帯用ラジオ、救急薬品、非常食品、携帯ボンベ式コンロなどは事前に用意しておきたいですね。
その他にも、人によって持病を抱えていると薬が必要になりますし、各家庭事情が異なります。
持ち物についても、家族で打ち合わせしておいた方が良いですね。
九州豪雨をきっかけに、皆備えをしっかりすることで、被害を防ぎたいものです。
災害時の備えに対する世間の意識は?
備えの重要性を再認識させられたとの声
Twitterでは、九州豪雨直前に買い出しに行ったとの声や、今後豪雨が来ると言われている関西地方の方達に注意を促す声が出ています。
九州豪雨に限らず、日本全国の人たちが災害への早めの備えを意識しなくてはいけませんね。
”九州豪雨”に最大級の警戒。命を守る行動を。(杉江勇次) – Y!ニュース https://t.co/Y1NAzjUJjU
めっちゃ怖い。うちのアパートはたぶん大丈夫だけど(でも備えはしておかねば)、実家がほんとに心配。大潮と重なるっていうし…— show (@showis53) July 2, 2019
豪雨以外にも備えは有効
備えあれば憂いなし
古くのことわざにある通り、まさに「備えあれば憂いなし」です。
今回の豪雨が無事過ぎ去ったとしても、いつ何時別の災害があるかわかりません。
「過ぎ去って良かった」で終わらすのではなく、九州豪雨が過ぎ去り次第すぐに次の災害への備えをしておくのが良いですね。
以上、九州豪雨で今後必要な備えについて解説しました。
昨年は、6月に大阪北部地震、7月西日本豪雨、9月には北海道地震と災害が続きました。
その時は、災害大国に住んでいることを実感させられるのですが、過ぎ去るとつい忘れがちになります。
これを機会にしっかり備え、常に災害への意識を持っていたいですね。