被害の続く九州豪雨、近年は毎年のように豪雨の被害が続いていますが、支援できることはあるのでしょうか。
ここでは、2017九州豪雨を中心に具体的にどのように支援方法があるのか、解説していきます。
支援を考えている方は参考にしてみてください。
続く九州豪雨の被害、支援するには?
今年九州南部を襲った豪雨
梅雨前線の活発化により、九州南部を豪雨が襲いました。
土砂崩れや河川の氾濫が相次ぎ、事態の深刻さが見えましたね。
近年では、毎年のように九州や西日本を豪雨が襲っています。
九州豪雨に関連して、我々が支援できることはないのでしょうか。
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近年、大きな被害をもたらす豪雨
2017年の九州豪雨
2017年7月に福岡県と大分県を中心に九州北部を襲った豪雨は土砂崩れや河川の氾濫を起こし、人的被害も大きいものでした。
これをきっかけに、九州豪雨への支援を考えた方も多いのではないでしょうか。
以降、同時期に毎年のように豪雨が日本を襲っていますね。
2018年の豪雨
昨年の豪雨は、九州に限らず西日本全域に甚大な被害をもたらしました。
死者が200人を超えたこともあり、いかに豪雨の与える影響が恐ろしいものなのかを見せつけられましたね。
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九州豪雨の支援に関心を持つ声が
2017九州北部豪雨への支援は今も続く
今年の九州豪雨はまだ起きてしまったばかりなので、支援についてのツイートは少ないですが、2年前の九州北部豪雨への支援は今も続いており、それに関するツイートも多々あります。
先日、プロ野球福岡ソフトバンクが楽天戦前に楽天の選手と一緒に被災地支援にかかる募金活動を行いました。
この募金活動に関するツイートも多いですね。
被災地渡る支援のバトン 九州豪雨2年 850人超なお仮住まい|【西日本新聞ニュース】 https://t.co/idjEBCb6LA
社協の撤収後JAによるボランティア受け入れ開始前に1〜2回行った『杷木ベース』、今も泥かき継続中か。リスペクト。— ryo☺︎irie (@noh8_9shu) July 5, 2019
2017九州北部豪雨の支援にはどんな方法がある?
九州の各自治体ホームページに具体的方法を掲載
九州北部の各自治体のHPでは、2017年の九州豪雨に関する支援方法が掲載されています。
福岡県庁によりますと、被災地支援を考えている方には「災害義援金」、「災害支援寄附」、「災害ボランティア」、「被災地への支援物資」の四つの方法があるとのことです。
災害義援金
2020年3月31日まで、福岡県で平成29年7月の九州北部豪雨災害への災害義援金を募集しています。
募金箱の設置場所は福岡県庁の1階ロビーとのことです。
災害支援寄付金
災害支援寄付金の受付は、昨年3月をもって終了しています。
しかし、ふくおか「ふるさと寄付金」という形で寄付することは可能です。
災害ボランティア、被災地への支援物資
災害ボランティアについては、都度募集中の市町村や社会福祉協議会の情報を確認し、登録することになります。
また、支援物資については受付を終了しています。
ボランティア、支援物資いずれも大事な支援ですが、好意で行ったつもりでも一方的にやってしまうとかえって迷惑になることもあります。
相手の状況を踏まえ、本当に必要とされる支援をするように心がけたいですね。
では、今回の九州豪雨の支援方法は?
各自治体から支援方法の情報はまだなし
では、今回の九州南部豪雨の支援についてはどうでしょうか。
テレビや新聞で被害状況を見て、何か支援できることがあればと考えている方も多いと思います。
現状、各自治体から今回の被害への支援方法についての情報は出ていません。
まだ、現状の対応でそこまではできていない状況でしょう。
今後、被害が深刻だった鹿児島県、宮崎県、熊本県などのHPで情報が更新されるかもしれませんので、引き続き、注視しましょう。
今年は大雨への備えが進んだこともあり、今のところは例年に比べて被害が少ないようですが、まだまだ油断のできない状況です。
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以上、九州豪雨の被害に対する支援について解説していきました。
悲惨な状況を見て、何かできればと支援を考え始める善意の人がいる一方で、それに漬け込む人がいるのも事実です。
近年は、「支援金」という名の下での詐欺が横行しています。
支援を考えられている方は、まずは該当自治体で確認するのが一番確実な方法なのではないでしょうか。