百田尚樹 佐藤浩市に怒る!

芸能

百田尚樹が佐藤浩市のインタビュー内容に怒るTwitterを更新しました。

世間や第三者を巻き込んで大きな騒動になっています。

今後この話題はどのように収束するのでしょうか。

騒動の論点や映画の内容の観点から解説していきますので、ぜひご覧ください。

スポンサーリンク

百田尚樹が佐藤浩市に怒る?

ビッグコミックに掲載されたインタビューが発端

ことの発端は漫画誌「ビッグコミック」に掲載された俳優佐藤浩市さんのインタビュー内容です。

インタビューで佐藤さんは、5月24日に公開される映画「空母いぶき」に出演していることもあり、映画についての意見を述べました。

インタビュー内で佐藤さんは、体制側の立場を演ずることに抵抗感があったことを語り、自身が演ずる首相役について、「ストレスに弱くすぐにおなかを下す設定にしてもらった」と語っています。

百田尚樹がそれに対してTwitterで激怒

この佐藤浩市さんのインタビュー内容に対して、作家の百田尚樹さんは激怒、立て続けにTwitterを更新し、自身の主張を展開しています。

「三流役者」、「佐藤浩市だけはNG」などかなり過激な表現が飛び交っており、百田尚樹さんが佐藤浩市さんに怒る様子が伝わってきます。

佐藤浩市が出演する「空母いぶき」

『空母いぶき』第二弾予告映像【90秒】(5月24日 全国ロードショー)

空母いぶきとはどんな映画?

西島秀俊、佐々木蔵之介など豪華俳優陣で製作された映画「空母いぶき」とはどのような映画でしょうか。

空母いぶきは2014年より連載されている漫画家かわぐちかいじさん原作の同名漫画を原作としている作品です。

内容は日本国の島にある日国籍不明の武装集団が上陸、そこで自衛隊初の航空機搭載型護衛艦「いぶき」は現場海域に向かう。

そこへ、敵潜水艦から突然のミサイル攻撃を受け、想定を超えた戦闘状態に突入していくという作品です。

日本で戦争物を描くと、どうしても賛否両論を招きがちですので、今回の佐藤さん発言がなくても何かしらで問題にはなっていたかもしれませんね。

佐藤浩市はなぜ炎上?

佐藤浩市さんのインタビューでの発言が問題となっているのは二点からです。

まず、「ストレスに弱くすぐお腹を壊す人間にしてもらった」というのは、病人への配慮がないというもの、そしてもう一つはこの描写が安倍首相を揶揄しているとの批判です。

佐藤浩市が演じる首相は安倍首相をモデル?

では、なぜこの描写が安倍首相を揶揄したことになるのでしょうか。

第一次安倍内閣時代に、安倍首相は自身の機能性胃腸障害が原因となり、首相の座を辞することになりました。

確かに、「お腹を壊す首相」という意味では似ているとも取れますね。

一方で、あくまで映画としての表現であり、ここまで文句言うのもどうかとも思います。

安倍首相とはっきり名指ししているわけではないですし。

両者の折り合いが付きにくい問題ですね。

因縁となった二人の経歴

佐藤浩市の経歴をおさらい

1980年にデビューした俳優の佐藤浩市さんは、その後「美味しんぼ」、「64(ロクヨン)」などの様々な話題映画に主演します。

また、主演以外で脇を固める時にも良い味を出し、映画にスパイスを加えることでも有名ですね。

そんな彼が演技以外で話題になるのは残念な話です。

百田尚樹の経歴をおさらい

作家の百田尚樹さんは元々放送作家として活躍、人気番組「探偵ナイトスクープ」を手がけていることでも有名です。

その後、「永遠の0」で作家デビュー、この作品はV6岡田准一主演で映画化もされ大変話題になりました。

過去の作品からもわかるように、愛国主義的主張が多いことから、百田尚樹さんが佐藤浩市さんに怒るのも当然の流れでしょう。

案の定、SNSは炎上

Twitterでは佐藤浩市への批判が殺到

やはり、首相を揶揄したこともそうですが、病気を揶揄したことを問題視する声も多いです。

一方で佐藤浩市を応援する声も

佐藤浩市さんが安倍首相を揶揄したことははっきりしていません。

それゆえ、なんでも「バカにしている」と片付けるのも良くないとの声も多く挙がっています。

なぜかラサール石井まで参戦し、百田を批判

ここには、なぜか芸人のラサール石井さんまで登場し、百田尚樹さんを批判しています。

あちこちで単なる個人攻撃が繰り広げられると本来の大事な論点から逸れていくだけのような気もしますが。

この問題はどう収束していくか

現時点で佐藤浩市のコメントはなし

現時点で佐藤浩市さん、映画制作側から特段コメントや釈明はありません。

以上百田尚樹さんが佐藤浩市さんに怒る様子について解説してきました。

現状、佐藤浩市さんの真意がはっきりしておらず、記事内容が一人歩きしており、佐藤さんにも百田さんにも個人攻撃が始まっています。

なかなか自体が収束しないようでしたら、制作側が何かしらの発表をする必要に迫られるかもしれませんね。

何れにしてもこの問題が綺麗に収束し、優れた俳優、作家がともに本業でしっかり活躍できる状況が作られると良いですね。