ク・ハラが日本で活動再開するようです。なぜなのでしょうか。 2016年、事実上解散した韓国女性4人組グループ「KARA」の元メンバー「ク・ハラ(28)」が、日本で活動を再開することが分かりました。 今年1月にコンテンツワイとの契約が満了となっているク・ハラは、トラブルを起こした元彼氏との法廷争いや、ネット上での悪質な書き込みとの板挟みで5月に自殺未遂を起こし、病院に搬送されました。 その後は深刻なうつ病に悩まされますが、ファンたちの相次ぐ応援メッセージに支えられ、意を決して、日本での活動を再開することを決断したようです。 日本では芸能事務所「プロダクション尾木」と、このたび契約したと報じられており、これにより、日本でのソロ活動が本格的に再始動するものとみられています。 |
ク・ハラが日本での「活動再開」のなぜ?
元KARAのク・ハラが、日本で活動再開。
2016年に、事実上解散した韓国の女性4人組グループ「KARA」の元メンバーであるク・ハラ(28)が、5月、自殺未遂で病院に搬送されましたが、日本での活動を再開することが決定しました。
ク・ハラは、今年1月にコンテンツワイとの契約が満了となりましたが、このたび、日本の芸能事務所「プロダクション尾木」と契約したと報じられています。
インスタグラムにて、新しい所属会社のプロフィールをアップ。
日本語で「いつもありがとうございます! とてもうれしいです。これからもっと努力して行きます。 皆さん、応援お願いします」という感想が目を引く。
出典元: 元KARAク・ハラの日本再起を韓国メディアはどう伝えたか。「新しい活動に乗り出した」 (C) スポーツソウル
搬送された病院で一命を取り止め、その後、治療を続けながらも深刻なうつ病に悩まされていたク・ハラは、心配してくれていたファンたちに、このようなメッセージを伝えました。
「申し訳なくありがたいです。一生懸命に克服して良い姿をお見せします」「ハラは元気です」という文章と健康になった写真を掲載し、韓国ネットユーザーの応援を受けていた。
出典元: 元KARAク・ハラの日本再起を韓国メディアはどう伝えたか。「新しい活動に乗り出した」 (C) スポーツソウル
これで、日本でのソロ活動を本格的に再開するものとみられています。
日本を拠点に活動する元KARAメンバーは、知英(ジヨン/25)に次いで2人目となります。
ク・ハラが日本で活動再開します。なぜこの国だったのでしょうか。
韓国芸能界5大ニュースとして必ず挙がる事件。
韓国における年末企画の一端として、日本と同じように「今年一年を振り返る」というものがあるのですが、その中で2018年を代表する韓国芸能ニュースとして必ず取り上げられるのが、この「元KARAク・ハラの”暴行事件”」だそうです。
2018年9月13日、被害者ではなく加害者として、ク・ハラが警察に通報されたというニュースが韓国および日本でも報道されました。
衝撃のリベンジポルノ事件。
当初は、「別れ話のもつれからいざこざがあり、お互いが手を出した」と報道されましたが、後に、元彼氏(チェ・ジョンボム)の方が、リベンジポルノをほのめかしてク・ハラを脅迫していたとし、事件の扱われ方が変わったようです。
韓国芸能界では”リベンジポルノ”は珍しくなく、お下品なやり返しではありますが、元恋人・配偶者への「怨恨」・「金銭目的」の為ならばと、芸能人たちの私生活を隠し撮りした動画・画像などを、ネット上に垂れ流す不祥事を起こすのだそうです。
このような土壌があるせいか、世論のリベンジポルノ事件への嫌悪感は強く、元彼氏への批判が殺到すると同時に、ク・ハラへの同情が増えたようです。
元彼氏は在宅起訴処分、ただしリベンジポルノは「(動画拡散疑惑については)嫌疑なし」。
2019年1月31日、元「KARA」のク・ハラの元彼氏(チェ・ジョンボム)が、検察から在宅起訴処分を受けました。
チェ・ジョンボムは容疑のほとんどを否認しましたが、検察が監視カメラの証拠映像を基に、容疑が立証されると判断したようです。
昨年9月に、チェ・ジョンボムが報道機関にメールしたク・ハラを撮影した写真や動画からは、デジタルフォレンジック(デジタル証拠の分析)を通じても動画を他人に転送した痕跡を発見できなかったためとしています。
2018年8月に、携帯電話のカメラでク・ハラの体を撮影し、翌9月には、14日間の治療を要する傷害を負わせたとするもので、その時に、被害者を跪かせて「芸能人としての生活を終わらせてやる」と脅迫したとされる。 |
ク・ハラは起訴猶予処分。
検察は、ク・ハラがチェ・ジョンボムに傷害を与えたことを認めましたが、ク・ハラは起訴猶予処分となりました。
チェ・ジョンボムに脅迫され、精神的苦痛を受けていたことと、最初に彼女の足を殴ったことが争いの始まりとなった点を踏まえての総合的な判断のようです。
ク・ハラが日本での活動再開を望みました。なぜ韓国ではなかったのでしょうか。
2019年3月、日本の音楽イベントに参加。
横浜アリーナで行われた音楽イベントにて、アイドルグループ「チューニングキャンディー」と共演しますが、これを機に、彼らが所属する事務所にマネジメントしてほしいといった逆オファーをク・ハラ側がしたことで、話し合いが始まります。
その後、眼瞼下垂の手術を受けたことを告白して話題を集めたり、新しいプロフィール写真(目つきが変わった彼女は、ヒッピーパーマをして、春らしい衣装を着用)を数枚、自身のInstagramに投稿するなどしています。
しかし、その翌月の5月に自殺未遂を起こしてしまいます。
自殺未遂で、活動休止に。
騒動の前日(5月25日)、自身のSNSに、意味深長な心境文を掲載して極端な選択を示唆したク・ハラは、翌26日夜に、自宅で意識を失った状態で発見されました。
現在、SNSでの該当掲示文は全文削除された状態だそうです。
警察による説明では、ク・ハラは26日夜12時40分頃、ソウル江南(カンナム)区の自宅で意識を失った状態で、マネージャーAに発見され、警察への通報と共に、付近の病院に運ばれました。
マネージャーAからの電話に出なかったことから、訪ねてきたAにク・ハラは発見された次第ですが、家の内部には煙を焚いた跡が発見されたとあり、自殺未遂の疑いがあるとのことです。
元恋人との法的攻防を経て以後、悪質な書き込みが続き、相当に悩まされていたようです。
また、自殺未遂の報道の直後にも「あなたのせいじゃない」と、ファンからの応援メッセージが相次ぎ、ツイッターでは「#We are with you Hara」「#We love you Hara」といったハッシュタグにて、応援メッセージが綴られたり、また、各種オンラインコミュニティでは、ク・ハラに対する否定的な関連検索キーワードを削除するといった運動も行われ、彼女に向けての悪質なデマや書き込みへの防止策が取られたようです。
退院後、プロダクション尾木と契約。
退院後、来日して、尾木徹社長を訪問したク・ハラは、「もう一度日本で頑張りたい」と訴え、正式な契約へとこぎつける。
以下、尾木社長によるコメント。
「仕事をすることが一番の薬だと思います。どうぞ応援よろしくお願い致します」
ク・ハラが日本で活動再開。なぜなのか、韓国ではありません。
ク・ハラのプロフィール。
大韓民国光州直轄市(現・光州広域市)出身、女性4人組グループ元「KARA」のメンバー(歌手)で、女優。
芸能事務所「プロダクション尾木」所属。
趣味、写真撮影、読書、ジムでの運動、絵画、大の肉好き。
特技、車の運転。
KARAメンバーとして、2008~2016(事実上の解散)に活動。
東日本大震災の被災地へ1億ウォン(約720万円)を寄付し、支援した。
2015年、韓国にて、HARA 1st Mini Album ‘ALOHARA (Can You Feel It?)’販売。
2015年、エッセイ集「Nail HARA」。
2018年9月、元彼氏との暴行事件で被害者なのか加害者なのかの騒動が巻き起こった。
2019年1月、コンテンツワイとの契約満了。
2019年1月末、元彼氏の在宅起訴ならびにリベンジポルノの「嫌疑なし」処分、ク・ハラの起訴猶予処分決定。
2019年5月23日、日本公式ファンクラブ「With HARA」を6月いっぱいで活動を終了することを発表。
2019年5月25日、自身のSNSに、意味深長な心境文を掲載(現在は該当掲示文は全文削除済)。
2019年5月26日、自殺未遂で病院に搬送され、一命をとりとめる。
2019年6月、日本の芸能事務所「プロダクション尾木」と契約、本格的な活動を再開。
(2019年1月7日、自身のInstagramに掲載した写真)
「だんだん言葉を惜しむようになる。何かを始める前にわざわざ豊富を明かすのにも慎重だ。私には負担が大きくなるだけだった。初めから何も言わなければよかったのに、後悔したところで一度放った言葉を再び拾い上げることはできなかった」
出典元: 元KARAのク・ハラが自身の絵画作品を公開。心境を吐露するようなメッセージも (C) スポーツソウル
絵画が趣味のようだが、自身の部屋に散乱した画材を見る限りでは、本格志向のように窺える。
ク・ハラは「HARA」で日本での活動再開。なぜ?=「謎」で再ブレイクの可能性はある?
ファンたちの声。
2018年12月24日、元交際相手との脅迫被害騒動以来、初の公式イベントとなる、神奈川県民ホールにて開催の「公式ファンミーティング」に際しては、会場で涙を流しながら、ク・ハラはファンへの手紙を朗読したといいます。
「今年は嬉しいことから悲しいことまで、いろいろなことがあった。すべてが終わったと思ったときに“頑張って”と応援してくれたファンのみなさんには本当に励まされた。心から感謝の気持ちを伝えたい」
出典元: 元KARAのク・ハラが騒動後初の日本ファンミで見せた涙とメッセージとは? (C) スポーツソウル
ファンからは「泣かないで」「頑張って」との励ましがあったそうです。
活動再開のク・ハラからのメッセージ。
ハラは「皆さま、たくさん心配おかけして申し訳ありませんでした。ファンの皆さまに温かいお言葉を頂いてとても感謝しています。プロダクション尾木さんとの契約が決まったと聞いてすごくうれしかったです。いまは早く皆さんの前で良いパフォーマンスをしたいという気持ちです。日本での活動頑張りますので!これからもよろしくお願い致します」と復活を誓った。
出典元: 自殺未遂の元KARAク・ハラが日本で活動再開 「プロダクション尾木」と契約 (C) 東スポWeb
また、一時的に公開されるSNSのストーリー機能を利用して、ク・ハラはこのような気持ちを伝えてもいます。
「これからは悪質なネットユーザーへの対応に乗り出す。善処はしない」
「私の精神の健康のためにも、皆さんに綺麗な言葉を使ってほしい。穢れのない目で見る人になってほしい」
出典元: 「善処はない」元KARAク・ハラ、悪質ネットユーザーとの“全面戦争”を宣言!! (C) スポーツソウル
「HARA」として活動再開。
ク・ハラは、女優の仲間由紀恵、元AKB48の高橋みなみらが所属する芸能事務所「プロダクション尾木」と契約し、今後は活動名を「HARA」として活動を本格的に再開する予定のようです。
自殺未遂騒動後、日本で静養してきたHARAですが、現在、ボイストレーニングを始めるなど、活動再開に向けて着々と準備を進めているそうです。
ク・ハラの日本での活動再開について。なぜかといった疑問がつきまとうでしょう。 2016年、事実上解散した韓国女性4人組グループ「KARA」の元メンバー「ク・ハラ(28)」が、日本で活動を再開することが分かりました。 昨年9月に元彼氏との暴行事件騒ぎを起こして法廷争いにもつれ込み、今年1月にコンテンツワイとの契約が満了となったク・ハラは、その月末には起訴猶予処分となりました。 5月には公式ファンクラブも終了と発表しましたが、その数日後に自殺未遂を起こして病院に搬送されます。 その後も、ネット上での悪質な書き込みのせいで、うつ病に悩まされるク・ハラを、ファンが応援メッセージで支え続け、今月、プロダクション尾木での契約を発表し、今後は活動名を「HARA」とすることで日本での本格的な活動を再開することを公表しました。 |