MGC視聴率健闘 次回以降はどうなる

マラソン 東京五輪 MGC

東京五輪代表の内定者を決めた大会、MGCの視聴率が好調でしたが、次回からMGCはどうなるのでしょうか。

一発勝負だけにスリリングな展開で、見ている方もハラハラしたMGC。

一方でその課題も露呈しました。

そこで、今後の展望を解説します。

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MGCが高視聴率を記録!では、次回以降の視聴率は?

異なるテレビ局で、男子と女子を同時中継

来年の東京五輪の各2枠をかけた重要な試合、マラソングランドチャンピオンシップ(以降MGC)。

選手たちが五輪内定を目指ししのぎを削る目の離せない試合ですが、男女ともに同日開催となってしまったので、TBSが男子の中継を行い、女子をNHKが担当するという異例の他局同時中継になりました。

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男子では、日本記録保持者の大迫傑選手が敗退するという波乱の展開もありましたね。

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3位だった大迫選手は五輪代表3枠目を巡り今冬の大会への出場をどうするかの難しい決断を迫られることになります。

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男女合計平均視聴率は約30%

今回、異例の同時中継により、マラソン好きにとってはチャンネルの切り替えが慌ただしくなったであろう今回のMGC。

平均視聴率は、男子が16.4%、女子が13.5%(男女合計29.9%)と高視聴率を記録したので、マラソンファン以外も注目していたのではないでしょうか。

ただ、過去のマラソン日本代表選手で、現在は日本陸連マラソン強化戦略プロジェクトリーダーである瀬古利彦氏が前日に、男女合計40%を期待していたことからみると低い数字です。

しかし、テレビ離れが進む中で男女合計約30%を記録したというのは立派ではないでしょうか。

MGCが及第点とも呼べる視聴率を残したことで、次回以降もこれを維持できるかに注目ですね。

世間もMGCに好印象?気になる世間の声

高視聴率と評価する声と、まだまだ低いとする声が並存

MGCの視聴率について、高視聴率であることを評価する声がある一方で、他競技と比較するとまだまだ低く、次回以降に課題点を残したと厳しい声もあります。

確かに、箱根駅伝やサッカー日本代表、そしてフィギュアに比べるとまだ低いかもしれません。

しかし、今回MGCがいかに重要な大会か理解していなかった人も多いのではないでしょうか。

特に、急にMGCと言われてもわからないですよね。

もっと、MGCが浸透していけば、視聴率上昇も夢ではないでしょう。

代表選考に使用されたのは東京五輪のみ

パリ五輪や今後の世界代表選手権には適用されない可能性

今回、MGCは一定の盛り上がりをみせ、東京五輪に期待を持たせる結果となりました。

しかし、これからも五輪代表を決める際にはMGCが使われるわけではなく、パリ五輪代表内定には使用されない可能性もあります。

MGCの視聴率が好調だったことを考慮すると、次回無くなるのは勿体無い気もしてしまいますね。

一発勝負形式を利用することの問題点

他の大会が軽視される危険性

マラソンには、福岡国際マラソンや大阪国際女子マラソンなど伝統ある大会がたくさんあります。

しかし、MGCが内定の場になるのであれば、今後MGC至上主義が始まり、他の大会が軽視される恐れもあります。

一方で、代表選考は今までだって賛否両論が生まれており、特にマラソンでは数々の涙を飲んだ選手を見てきていますよね。

問題点はあるとはいえ、近年のマラソン人気低迷に一石を投じ、MGCの視聴率も高かったことを考慮すると、次回も同様のシステムを採用する価値はあるのではないでしょうか。

このマラソン人気を東京五輪につなげよう!

内定者がメダル獲得できるか

メダル獲得者が出ると、その競技の人気が急上昇します。

それゆえ、今回の内定者が東京五輪でメダル獲得できれば、MGCの価値も合わせて急上昇するのではないでしょうか。

今回の内定者を来年応援したいですね。

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以上、MGCの視聴率と次回以降どうなるかについて解説しました。

何事も前例踏襲で、新たなことにチャレンジしなければ、ずっと進化はありません。

まずは、選手ファーストで選手にとって最高のパフォーマンスが出せるような仕組みが見つかると良いですね。