週刊ポスト「韓国なんて要らない」特集を謝罪 賛否別れる

日韓関係 朝鮮半島情勢
朝日新聞デジタル

2019年9月2日に週間ポストが掲載した記事について、ネット上で波紋を呼んでいます。

掲載した記事に関して、複数の作者からヘイトであるという指摘も挙がっているのです。

今回の週間ポストはどういった記事なのでしょうか?

またその記事についてネット上ではどのような意見が挙がっているのでしょうか?

詳しく調査してみました。

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週間ポストが差別的発言をした

今回、2019年9月2日に発売した記事の内容が衝撃的なものでした。

「韓国なんて要らない」

週間ポストは、9月13日号で「韓国なんて要らない」というタイトルの特集記事を掲載しました。

「『嫌韓』ではなく『断韓』だ」「厄介な隣人にサヨウナラ」という記事で、GSOMIAについて詳しく掲載した上で、破棄した韓国側のデメリットや、輸出管理強化による韓国経済への影響などという内容でした。

関連記事:韓国がGSOMIA破棄 日本は別に困らない?

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怒りを抑えられない韓国人という病理

また、「怒りを抑えられない韓国人という病理」というタイトルでは、韓国の成人の10人に1人が治療が必要なレベルで感情がコントロールできないというような差別的とも取れる内容の記事を掲載したのです。

かなり衝撃的な記事ですよね。

ヘイトだと批判の声が上がる

週間ポストの掲載した記事に対して、複数の作者から抗議が殺到したのです。

複数の作者が抗議

週間ポストにゆかりのある作者から、批判が殺到しました。
小学館で連載をしている作家の柳美里さんもこうコメントしています。

日本で暮らす韓国・朝鮮籍の子どもたち、日本国籍を有しているが朝鮮半島にルーツを持つ人たちが、この新聞広告を目にして何を感じるか、想像してみなかったのだろうか?

また、連載しているコラム記事を辞退するという作家までいるのです。

週間ポスト側が謝罪

これに対して週間ポストは、謝罪のコメントを発表しました。

誤解を招きかねない記事

週間ポストは、下記の内容の謝罪コメントを発表しています。

弊誌9月13日号掲載の特集『韓国なんて要らない!』は、混迷する日韓関係について様々な観点からシミュレーションしたものですが、
多くのご意見、ご批判をいただきました。なかでも、『怒りを抑えられない「韓国人という病理」』記事に関しては、韓国で発表・報道
された論文を基にしたものとはいえ、誤解を広めかねず、配慮に欠けておりました。
お詫びするとともに、他のご意見と合わせ、真摯に受け止めて参ります。

週間ポスト編集部

一方で、批判し過ぎではないか?という意見も挙がっていました。

記事の意図は?

では、どういった意図で今回の「韓国なんて要らない」という記事の掲載をしたのでしょうか?

シミュレーションをした

記事の意図としては、「混迷する日韓関係について様々な観点からシミュレーションしたもの」としています。

その上で「怒りを抑えられない韓国人という病理」の記事については、論文を基にしたものとしています。

しかし、各メディアでも、連載記事の事態や批判について「当然である」という意見が多く挙がっていました。

ネット上の反応は?

ネット上では、今回の週間ポストの記事についてどのような意見が挙がっているのでしょうか?

まとめ

2019年9月2日に発売された週間ポストの記事がネット上で波紋を呼んでいました。

「韓国なんて要らない」という目を引くタイトルに加えて、「怒りを抑えられない韓国人という病理」という特集では、韓国人の「10人1人は治療が必要」という医学会のレポートを基にした記事を掲載したのです。

これに対して、小学館で連載記事を持つ複数の作家から抗議が殺到しました。
連載を辞退したいという作家までいるほどです。

週間ポストはすぐに謝罪の文を発表しましたが、ネット上では厳しい意見が多く挙がっていました。

週間ポストという大手出版社ということもあるので、平等な意見を掲載してほしいものですね。

徴用工訴訟を巡る一連の問題で日韓関係は悪化の一方ですが、韓国議員団の竹島上陸を巡り両国で挑発的な発言が続くなど関係の悪化に歯止めが効かない状況になりつつあります。

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