GSOMIA破棄 喜ぶ北朝鮮と中国!

日韓関係 朝鮮半島情勢
産経ニュース

8月22日に韓国は、日本政府との信頼関係がこれまでのように続けられないとして、GSOMIAを延長せず破棄する意向を発表しました。

ネット上では、日本への影響よりも韓国自身の影響の方が大きいと言われています。

関連記事:韓国がGSOMIA破棄 日本は別に困らない?

そんな、韓国に対して中国は歓迎ムードでとても喜んでいるというのです。
それは一体なぜでしょうか?

詳しく調査してみました。

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そもそも、GSOMIAとは?

GSOMIAの正式名称は、「General Security of Military Information Agreement」と言います。

日本語で訳すと「軍事情報に関する包括保護協定」と言われています。

簡単に言えば、お互いの国の軍事上の秘密を共有するという協定のことです。

この協定には細かいルールが定められており、それらをお互いが守ることで軍事上必要な秘密を共有することができる協定のことなのです。

有効期限は1年間

この協定期間には、1年間の有効期限が定められています。
通常は、延長や自動更新を行います。

もし、GSOMIAを破棄する場合は90日前までに申し出なければいけないというルールがあります

ですから、今回韓国は90日前である8月22日に破棄を決定したのです。

北朝鮮が2発のミサイルを発射

北朝鮮は、韓国がGSOMIAを破棄することを発表した翌日にミサイルを日本に向けて発射しました。

なぜ、このタイミングなのでしょうか。

日米韓への揺さぶり

北朝鮮は、8月24日の午前6時45分と午前7時頃に短距離ミサイルを2発、日本に向けて発射させました。

その理由としては、韓国がGSOMIAを破棄したことで日米韓を揺さぶり、3国間の協力態勢を見極めようとするねらいがあると言われています。

韓国政府は、今回の北朝鮮のミサイル発射については慎重に協議をしたいと語っています。
日韓関係への揺さぶりを目的とした、行為だったと言えますね。

Twitter

中国は韓国に対して歓迎ムード

韓国がGSOMIAを破棄したことを喜ぶ国もあります。
それは、一体なぜでしょうか?

中国はもともとGSOMIAに反対だった

韓国がGSOMIAを破棄したことについて中国政府は「韓国が米国の勧告にもかかわらず下した決定で、日本が反撃に出るのか、また米国はどんな反応を見せるかが気になる」として、中国も関心が高まっていることを示しました。

中国共産党の「人民日報」では、3年前にGSOMIAが締結された当時の中国外務省のコメントを載せました。

そこではGSOMIAの締結は、朝鮮半島の対立を深めて、北東アジアに不安定要素を加えたと述べ、GSOMIAへの反対の姿勢を示していました。

日韓関係を喜ぶ中国

では、中国は韓国がGSOMIAを破棄したことで喜ぶのはなぜでしょうか?

表向きは、仲裁姿勢

中国は、「2国間の協定は地域の平和と安定にプラスになるべきだ」と発表しています。

さらに、今後日中韓外相会議では、日本と韓国の間をとりなす姿勢を明らかにしています。

しかし、中国の本音は少し違うようでした。

日米韓への亀裂が入ることを願っている!?

中国とアメリカは、現在貿易や南シナ海・台湾問題などでアメリカと激しく対立をしています。

そんな中で日米韓の関係が弱まれば、アメリカからの圧力を抑え中国の影響力を高めることに繋がります。

中国にとっては、内心では喜んでいる状態と言っても過言ではありません。

ネット上の意見

ネット上では、どういった意見が挙がっているのでしょうか?

まとめ

韓国政府が22日にGSOMIAを破棄したことで各国への影響は大きなものとなっていました。

北朝鮮の関係者は、歓迎ムードを示しており、GSOMIAを破棄した翌日に日本に向けて2発のミサイルを発射しています。

中国政府は、日中韓の関係を保ち日本と韓国との間を取りなして行きたいと述べていますが本音としては、日米韓の関係が揺らぐことを期待しているのです。

米国はGSOMIAの破棄に対し「失望」という強い言葉を使って非難しましたが、日韓を仲介しようという動きは見せていません。

関連記事:GSOMIA破棄 米国は失望するも仲介の意思は見せず

GSOMIAの破棄により日韓関係の更なる悪化は避けられそうになく、対立解消の糸口は見えてきません。

関連記事:冷え込む日韓関係について、双方の民間交流を促進すべきという声は36.5%

今後の日韓関係はどうなるのでしょうか。