あおり運転の男が指名手配。あおり運転対策を解説。 8月10日、午前6時すぎ、茨城県守谷市の常磐自動車道で、”あおり運転”暴行事件が発生し、停車させて運転者に暴行を加えた傷害容疑で、茨城県警が逮捕状を取り、容疑者の顔写真を公開して、全国に指名手配しました。 容疑者は大阪府などで不動産事業を手掛ける会社経営者・宮崎文夫(43)。 車には女性も同乗していたようで、宮崎容疑者が男性を殴る様子を携帯電話で撮影していたようです。 “あおり運転”によるトラブルの急増で、被害者にも加害者にもなり得る車社会だけに、巻き込まれないように対策を講じることが重要視されています。 |
あおり運転の男が全国に指名手配されました。あおり運転対策について。
(※記事は現時点での情報であり、最新のものとは異なる場合があります。また、人物については、敬称略にて記載させていただいております。何卒ご了承願います)
8月10日、午前6時すぎ、茨城県守谷市の常磐自動車道で”あおり運転“暴行事件が発生しました。
常磐自動車道で車を停止させ、運転していた男性を殴った傷害容疑で茨城県警が逮捕状を取り、容疑者の顔写真を公開して全国に指名手配し、現在捜査中のようです。
容疑者は、大阪府などで不動産事業を手掛ける会社経営者・宮崎文夫(43)。
車には女性も同乗していたようで、宮崎容疑者が男性を殴る様子を携帯電話で撮影していたと報じられています。
容疑者が乗っていた車は、神奈川県横浜市の輸入車ディーラーから代車として貸し出されたSUVで、期限内に返却せず、犯行に及んでしまったようです。
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現在は茨城県警に15日に押収された状況です。
羽振りはよかったようで、インスタグラムにアップされているのは、フェラーリの写真から、寿司、天ぷら、ステーキなどの食べ物の写真まで。贅沢な暮らしぶりが窺える」(捜査関係者)
出典元: 「あおり運転殴打」容疑者はマンション事業を手掛ける43歳会社経営者 (C) 「週刊文春」編集部
被害男性は24歳で、加害者が乗っていた外国製の高級車SUVに”あおり運転”を受けて走行を阻まれ、やむなく停車したところ、降車してきた宮崎容疑者に「殺すぞ」などと脅され、窓越しに顔を数発殴打され、鼻から流血するほどの怪我を負ったようです。
事件の一部始終は、ドライブレコーダーの映像に収められていました。
あおり運転の男が指名手配されました。どのような対策を講じるべきか。
続出している”あおり運転“事件。
昨年7月、堺市南区の大阪府道で起こった、乗用車による大型バイクへの”あおり運転”。
乗用車を運転中の男が、大型バイクに追い抜かれたことに立腹して、その追い抜いた大型バイクに”あおり運転“を続け、相手を死亡させるかもしれないと認識しながら、約1分後に車を時速96~97キロで故意に大型バイクに追突・転倒させて、相手の男性を脳挫傷などで死亡させた疑いがある事件がありました。
加害者の男は、捜査段階で、「車線変更のために後方に注意を取られて当たった」と故意に追突したことを否認したとのことで、裁判でも殺意を否認する見通しだとみられています。
大阪地検堺支部では、被告の車に搭載された『ドライブレコーダー』の解析では、バイクに追い抜かれた直後から約1キロ、1分間にわたって加速や急接近をしながらクラクションやパッシングを繰り返すなど、あおり運転でバイクを追う記録があったようで、車線変更後にしばらく走ってから追突した点などから殺意(相手が死ぬかもしれないという『未必の故意』)があったと判断されたようです。
この加害者の男は、事件後、いったんは現場を離れたようですが、数分後に戻り、110番通報して(他にも通報があったようです)、現場に駆け付けた捜査員に”自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)”容疑で現行犯逮捕されました。
その他の”あおり運転”事件。
2017年6月、神奈川県の東名高速で、他の車にあおられて停止したワゴン車が、大型トラックに追突され、夫婦が死亡。
2019年8月15日、運転を巡り、トラブルとなった相手を車で引きずって殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで、千葉県警柏署が千葉県柏市の自称アルバイトの少年(19)を現行犯逮捕。
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あおり運転の男が指名手配されました。あおり運転への対策には、まず根本的な原因を見つめなおす。
あおり運転へのアンケート調査実施。
チューリッヒ保険会社(東京/自動車保険)が実施したアンケート。
(昨年5月、週1回以上の運転をする2230人(18~69歳)が対象)
自動車保険を扱うチューリッヒ保険会社(東京)は昨年5月、週1回以上運転をする2230人(18~69歳)にアンケートを実施。
7割があおり運転をされた経験があり、具体的なあおり行為は、「もっと速く走るよう挑発された」が78.5%、次いで「幅寄せされた」が21%だったようです。
また、”運転時に攻撃的な気持ちになる(挑発的な運転をしそうになることがある)”には、37%の人々が該当したようです。
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日本アンガーマネジメント協会(東京)が実施したアンケート。
昨年5月、20~60代の420人を対象とした、怒りとの付き合い方を指導する同協会による『危険運転と怒りに関するアンケート』によると運転中に9割がイライラしたことがあると回答。
うち約3割が「悪態をつきたくなる」、14%が「前の車をあおりたくなる」との結果が出ているようです。
あおり、あおられる傾向のある車は?
“あおられた“車は軽乗用車などの小型車が半数。
逆に”あおった“側の過半数は『セダン』や『トラック』など大き目の車。
このように、車の”格”の違いが”あおり運転”を誘発する可能性もあるようです。
あおり運転の男が指名手配されました。どういった対策をするべきか。
“あおり運転”された場合、その対策とは。
前述のチューリッヒ保険会社のアンケートでは、「道を譲る」や「路肩に停車」、「充分な車間距離を取る」、「急な割込みをしない」など、他にも「コンビニなどの施設に逃げ込んだ」、「ドライブレコーダーやスマホで撮影」、「他の道に逃げた」、などの対応をするとした回答がみられたようですが、「警察に通報する」人は1.8%と少なかったようです。
あおり運転から身を守るにはどうすればよいか。小川氏は「前をふさがれて路肩に止められた時でも、絶対に窓ガラスを開けないことです。警察にすぐ110番通報して自分の居場所を伝えること。同乗者がいれば110番してもらう。無理して逃げようとして、他の車と接触事故を起こすと責任を問われることもありますから、それは避けてください。ドライブレコーダーは基本的に前と後ろに設置した方がいい」と呼びかけた。
出典元: あおり運転傷害事件、容疑者と同乗撮影女性も「現場助勢罪」で逮捕の可能性 小川泰平氏が指摘 (C) まいどなニュース
あおり運転の男が指名手配されました。“ドラレコ”対策が人気急上昇。
“ドラレコ(ドライブレコーダー)”の購入&設置。
“あおり運転”による交通事故が大きく報道されたことから需要が急増したという、車に搭載して、社内外の様子を録画できるドライブレコーダー(ドラレコ)の人気が年々高まっているようです。
2017年には100万台を超える販売数で、売上は年々伸び、高性能の商品も次々と発売されているそうです。
特に、”魚眼レンズ付き360度対応型“や、前後の撮影ができる”2カメラ型“など、前方だけでなく幅広く録画できる商品が好調な売れ行きのようです。
平均価格は、1万4千円で、3万~5万円の価格帯も人気が高いのだとか。
備えあれば憂いなし…、少しは憂いも無くなるはず、と準備しておく人々が増えています。
安全機能付きも注目されている。GPS(全地球測位システム)搭載の「逆走監視」タイプは、高速道路に誤進入すると、ドラレコの画面に「逆走」と表示され、警告してくれる。衝突や車線逸脱の前に警告する機能などもあり、安全運転を一定程度サポートしてくれる。(高橋克典)
出典元: ドラレコ販売急増、初の100万台超 あおり運転対策で (C) 朝日新聞
あおり運転の男が指名手配されました。あおり運転への対策とは? 8月10日、午前6時すぎ、茨城県守谷市の常磐自動車道で、”あおり運転”による暴行事件が発生し、茨城県警が容疑者の顔写真を公開して全国に指名手配し、現在捜索中とのことです。 逃走中の容疑者は、大阪府などで不動産事業を手掛ける会社経営者・宮崎文夫(43)。 被害男性は24歳で、常磐自動車道で停車させられ、降車しながら「殺すぞ」と脅され、窓越しに顔を数発殴られて、容疑者の車に同乗していた女性にその様子を携帯電話で撮影されてもいたようです。 “あおり運転”の急増で、被害者にならない為にも、いくつかの対策と、ドライブレコーダー(ドラレコ)などの購入と設置をおすすめしてみました。 |