宮迫博之と田村亮が会見を開き、宮迫が吉本興業から契約解消されたことを報告しました。 7月19日、宮迫博之の吉本興業との契約解消が発表され、金塊強奪事件の主犯格とされる人物と一緒に撮影したとみられる写真も写真週刊誌に報じられました。 翌20日、反社会的勢力の会合に出演してギャラを受け取っていたとされる闇營業問題で謹慎処分を受けた田村亮とで、午後3時すぎ、2人の会見が東京都内で開かれました。 この会見は、吉本興業は関わらない形で行われたようです。 |
宮迫弘行と田村亮、会見を開き、宮迫が吉本から契約解消されたことを報告。
(※記事は現時点での情報であり、最新のものとは異なる場合があります。また、人物については、敬称略にて記載させていただいております。何卒ご了承願います)
反社会的勢力の会合に出演し、ギャラを得ていたとする「闇営業」問題の発覚で、吉本興業から契約を解消された雨上がり決死隊・宮迫博之と、謹慎処分となっていたロンドンブーツ1号2号の田村亮が、7月20日、東京都内で記者会見しました。
会見は午後3時すぎ、東京都港区のビルの地下にあるイベントスペースで開かれ、吉本興業が関わらない形で行われたようです。
宮迫博之、吉本興業との契約解消へ。
7月19日、吉本興業により、「今後の宮迫博之とのマネジメントの継続に重大な支障が生じた」として、雨上がり決死隊の宮迫博之との契約解消が発表されました。
同日発売の写真週刊誌では、宮迫が大阪市の飲食店で金塊強奪事件の主犯格とされる人物と一緒に撮影したとみられる写真が報道されています。
このことについて、会見での宮迫博之は「写真を撮った記憶はうっすらある。中学の同級生とその店に行った。トイレから出てきたところを、写真を撮ってくれと囲まれて、撮った、ただそれだけの写真です」と述べ、金銭のやり取りはなかったと返答したようです。
吉本興業は今回の会見について、20日午後6時時点で正式な発表はしていないようです。 また、別の関係者からは、このような情報が挙がっているようです。
|
宮迫博之と田村亮が会見。吉本興業から受けた事を暴露。
2人の主張。
お金をもらっていたことを早期に会見で説明したかった2人に、吉本興業からは「静観でいきましょう」と事実上の口止めを指示されていたといいます。
宮迫は「一日でも早く、今すぐにでも会見をやらせてくれとお願いしました」とコメント。
ですが吉本興業からは「それはできない。こちらで決める、こっちの権限だ」と突っぱねられたことを明かしました。
岡本昭彦社長から「会見したら全員クビだと言われた」、「やってもええけど、ほんなら全員連帯責任でクビにする」などと圧力がかかったことも暴露し、吉本興業への不信感をあらわにしたようです。
2人の主張が事実なら、会社側が情報開示を差し止めていたことになるとして、これまで正式な会見を開いてこずに説明不足を批判されてきた吉本興業に非難の矛先が向かう可能性がありそうです。 |
吉本興業の反論。
関係者によると、内容を精査していないという前提で以下のようにコメントしています。
「2人はこれまでも事実と異なる説明を繰り返してきた。会見を開かせなかったと言うが、会社としては会場も押さえて準備をしていた。2人の方が会見に来なかったのです」
それに対しては2人は岡本社長と宮迫ら5人だけで6月24日に話をした際に、会見しないよう圧力を受けたと訴え、反論。
吉本興業と2人の応酬。
また2人は、引退ではなく謝罪会見をしたかったとし、岡本社長と話をしたかったが断られたこと、昨日の12時に引退会見を開くよう急に迫られたことを訴え、「会社主導の引退会見をするぐらいならば、会社を辞めて自分たちで会見しよう」と判断したとしています。
これに対して、吉本興業側は引退会見を強要したことはない、との立場を表明。
引退でも謝罪でもどういうものでもいいから、自由にして構わないという前提で会見を準備していたとして、会見させなかったわけではないと、繰り返し反論。
双方の食い違う意見には、周辺にも混乱が生じています。
弁護士をつけて交渉する展開に。
吉本興業への不信感から、弁護士をつけて交渉することになったようですが、そんな2人の弁護士宛に突然、吉本興業側から書面が送られてきたといいます。
『2人の引退会見か、2人の契約解除のどちらかを選んでください』という内容だったそうです。
宮迫博之と田村亮の会見で、吉本興業はどう出るか?
雨上がり決死隊・宮迫博之
謝罪コメント。
宮迫と田村は緊張した様子でマイクを握り、まっすぐ立ったままの状態で話し始めた。宮迫は「なによりも(反社会的勢力の被害にあった)被害者の方々、そのご家族、親族の方々、とんでもない不快なつらい思いをさせてしまったこと、お詫びさせてください。本当に申し訳ありませんでした」として何度も頭を下げた。
出典元: 宮迫博之「後輩たちを巻き込んだ。すべての責任は僕にある」。ロンブー田村亮とともに記者会見 (C) HUFFPOST
「今回このような騒動にしてしまったのは、僕の保身からか、軽率なウソから始まっています。そのせいで後輩たちも巻き込んでしまいました。今回の騒動の責任は僕にあります。僕のせいです。本当にすみませんでした」
出典元: 宮迫博之「後輩たちを巻き込んだ。すべての責任は僕にある」。ロンブー田村亮とともに記者会見 (C) HUFFPOST
このように、宮迫博之は会見で、「世間の皆様、我々のことを応援してくださっている方々、とんでもない取り返しのつかないことを、迷惑をかけてしまっている関係者の方々、そして、不快な気持ちにさせてしまっている全ての皆様に本当におわびさせてください」と、彼自身の本音とみられるコメントをし、謝罪しました。
今後、コンビを続けるのか?という質問に対して。
蛍原さんは、これだけ迷惑をかけているにもかかわらず、いつも僕の意見を立ててくれる方なんですけど、今は僕から「コンビを続けてくれ」ということは言えません。いつも立ててくれていますが、あの人の、蛍原さんの意見に従います。
出典元: 宮迫&亮緊急会見【全文(7)】「雨上がり決死隊の今後は蛍原さんに従う」(宮迫) (C) AERAdot.
関連記事:宮迫引退へ 蛍原徹は今後どうなる
引退について。
引退については何度も考えたとして、「僕は18の頃から30年間、この世界のことしかやってきていない。できることはこの世界で学んだことしかない」とコメントし、「引退すると、僕のような能力でも、できることで何かお役に立てることが、いつか、何年経とうがいつか、できるかもしれないという思いがあるので、引退ということは考えられない」と語ったようです。
関連記事:宮迫が契約解消 今後はどうする?
宮迫博之と田村亮が会見を開き、吉本興業について暴露。どう思う?
ロンドンブーツ1号2号・田村亮
謝罪コメント。
「僕の弱い部分のせいで、虚偽の説明をした。本当に申し訳ございませんでした」
出典元: 宮迫博之「後輩たちを巻き込んだ。すべての責任は僕にある」。ロンブー田村亮とともに記者会見 (C) HUFFPOST
僕は契約がなかったとか、ギャラの可視化とかはもちろん疑問に思ったりするんですけど、吉本興業は劇場があったり、いいところがすごくあるので。紙で契約を結ぶことが本当にいいことかどうかは判断できないですけど。
出典元: 宮迫&亮緊急会見【全文(7)】「雨上がり決死隊の今後は蛍原さんに従う」(宮迫) (C) AERAdot.
いま、どういう立場になりたいのか?という質問に対して。
立場はわからないですけど、僕は2日前に宮迫さんと一緒にいて、一緒に(吉本から会見で)Q&Aをやってくれと言われました。その時に「来なかったらどうなるんですか」と聞いたら、「契約解除です」と。ということで、我々は行っていないので、公表はされていないですけど、自分としては契約解除をされていると思っています。僕らの会社は何かサインをするわけではないので、個人的には契約解除をしていただきたいと思っています。
出典元: 宮迫&亮緊急会見【全文(4)】「もう僕は我慢の限界だった」(亮) (C) AERAdot.
今後、コンビは続くのか?という質問に対して。
それで淳には申し訳ないんですが、宮迫さんと記者会見をするということを決めたことで僕の腹も決まり、「淳とコンビができなくなる、すまない」と言うと、淳は「相談はしてほしかった。だけどオマエが正直な事を言うのは応援する。俺は個人的にはコンビ解散では思ってないからな」と言ってくれました。
出典元: 宮迫&亮緊急会見【全文(4)】「もう僕は我慢の限界だった」(亮) (C) AERAdot.
僕は正直、この記者会見をするという判断の時には、もちろんコンビ別れなどしたいなど思うわけなくて。ですが、このような形をとりたいと伝えた時には、コンビを別れられても辞さないと思っていたんですけど。淳はそのように言ってくれているというのは、今後どうとかではなく、言葉がありがたいというか。気持ちがありがたいので、先はわからないです。
出典元: 宮迫&亮緊急会見【全文(7)】「雨上がり決死隊の今後は蛍原さんに従う」(宮迫) (C) AERAdot.
宮迫博之と田村亮が会見を開き、吉本興業から宮迫が離脱したことを報告しました。
2人の会見について、周囲は?
会見の様子は2人のTwitterアカウントで生中継される異例の展開となったようです。
これを見つめたファンの人々、周囲の芸能人たちはどう思ったのでしょうか。
タレントの陣内智則は、Twitterで「謝罪会見」と題し、「色んな感情で全て観ました。二人の偽りのない会見だと思う。亮のファミリー発言が全て」とコメント。
また「お偉いさん」と、吉本興業の幹部に向けて、「生放送で記者会見をして下さい」と要望を出したようです。
「お二人の為に、僕たち吉本芸人の為に、詐欺被害に遭われた方々の為に」
「僕たちは笑いが大好きで大好きで」
「お笑いの日本一だと信じた吉本興業に入ったんです」
このツイートは2万8,000以上のリツイート、9万2,000以上の「いいね」を記録したそうです。 「勇気に感服」「男前だなぁ」など、称えるコメントが多く寄せられました。 他にも、会見放送を視聴しているファンの方からは、2人に「応援しています」「正直に話してくれてありがとう」というコメントがたくさん届いたようです。 |
関連記事:宮迫引退へ 擁護の声上がる
写真の報道や、繋がりの報道などへの疑問。
TVカメラを、なんの許可も得ず、住民一人一人の許可を得ずして、自社ビルから道路越しに、早朝から民間ビルに向けて回す(撮影する)のが、ラジオなどの放送業界の人々です。
書店や飲食店、駅やデパ地下など、有無を言わさず、歩いていて気が付いたらTVカメラが回っていたりして、自分が盗み撮りされていたりします。
でも、こういう業界人には、皆さん、誰も、文句を言えませんし、そのような風潮がまかり通っています。
デパートなどでは一応はガラスの扉などに、店内の撮影はご遠慮願いますなどの文字が書かれていたりしますが、消費者の皆さんは、昨今は子どもから大人まで、首からデジタルカメラや一眼レフカメラなどをぶら下げ、もしくはスマホ片手に、いつでもどこでもパシャリと、風景や自分撮りなどで、周囲の店や歩く人々、商品などを、自分勝手に大胆に撮影しています。
西日本にその傾向が強いかもしれませんが、店員ですら、目の前をスルーし、誰も咎めやしません。
駅のホームに設置されている監視カメラにしてもそうなのですが、以前、これについてどこかの記者が記事を書いていましたが、プライベート侵害社会に馴らされてきています。
現代はコンビニやお店にも、この監視カメラが設置されており、非常に息苦しさを抱えながら生きるのが現代人の宿命となっています。
なぜって、撮影する側に、自分たちが有無を言わさず所有されるからです。
監視社会の酷さを、誰も不愉快に思わないはずがありませんが、その声を封殺するのは、ある意味では体制側ではないでしょうか。
このような社会で、得をするのは誰でしょうか。
SNSですら、アバターは好きな画像を設定することができ、誰が誰なのか、男なのか女なのか、反社会的勢力の人々なのかが分からず、不快な画像やコメントがなければ特定が難しくなってきます。
サービスを利用し続ける以上は、フォローをブロックしたくても、できない仕様の大手サイトがあります。
シェア(共有)好きな現代人の、そこが、限界点かとは思うのですが、トップ企業が改善策を提示しない以上は、このようなスキャンダルは、永遠にイタチごっこのごとく、続くのでしょう。
宮迫博之と田村亮が会見を開きました。吉本興業の岡本社長も22日に会見を開く予定です。 7月19日、宮迫博之が吉本興業との契約解消となり、翌20日、闇營業問題で同じく謹慎処分を受けていた田村亮と共に2人で、午後3時すぎから、東京都内にて会見が開かれました。 会見後は、報道陣の求めに応じ、改めて会場に姿を表した宮迫は「今後の連絡先は窓口がないんです。僕らの携帯電話しかないので、今後、何かしら窓口を作ろうとは思う。亮と相談しながら、ツイッターとかで発表させてもらう。僕らはフリーの状態なので、今後、伝えさせてもらいます。何か考えます」と説明し、亮も「本当にツイッターぐらいしかいないので」と応じたそうです。 |