岩井志麻子が差別発言をしたことを受けて、出演番組を放送したカンテレが謝罪。 5月放送の討論バラエティー番組内にて出演者(岩井志麻子)が韓国人や女性への差別的発言をしたことについて、ネット上で批判の声が上がり、その内容を編集せずに放送してしまったことを、19日午後、関西テレビの新社長(20日就任)が株主総会後に記者会見を開き、「配慮に欠けた放送で、視聴者の皆さんに申し訳ないと思っている」と改めて謝罪しました。 |
岩井志麻子が差別発言で、出演番組を放送した関西テレビが謝罪に追い込まれました。
19日午後、5月放送の討論バラエティー番組内にて出演者が不適切発言をしたことについて、関西テレビは差別的な意図を否定するも「そのまま放送したことは誤りだった」と発言。
「配慮に欠けた放送で、視聴者の皆さんに申し訳ないと思っている」と改めて謝罪しました。
作家・岩井志麻子の差別的発言。
韓国人や女性への差別的発言をしたとして問題になったのは、様々なニュースを取り上げて議論するというバラエティー番組「胸いっぱいサミット!」に出演中だったパネリストの作家・岩井志麻子。
(同番組は、関西、中京、北海道地区で放送されています)
岩井志麻子が差別発言。出演番組での議論が話題に。
5月18日放送の関西テレビ(大阪市)制作のバラエティー番組「胸いっぱいサミット!」(日曜正午)にて、日韓関係を議論中のこと。
2月に「天皇陛下(現上皇さま)の謝罪で慰安婦問題が解決する」と発言した韓国の文喜相国会議長が、5月の代替わりの際に祝電を送ったというニュースを巡って議論した所が問題となりました。
パネリストで出演した作家の岩井志麻子(54)が韓国人や女性への差別的発言をしたという問題で、放送は生放送ではなく事前収録でしたが、編集の際に発言をカットしないまま放送されてしまいました。
岩井志麻子の、韓国人は「手首切るブス」という発言。
夫が韓国人という、作家の岩井志麻子(54)が、番組の進行役から「韓国人気質」を聞かれて、「手首切るブスという風に考えておけば、だいたい片付くんです」と返答したことが、ネット上で「ヘイトスピーチ」と批判されました。
岩井志麻子発言への周囲の反応。
関西テレビに対して、「謝る必要はない。言葉狩りだ」という声が多く上がっているようです。
「関西人気質」とは、こういうものでしょう。
しかし、つい先月も読売テレビで「性別質問炎上事件」なるものが発生したばかりとあって、関西メディアではこうした問題に過敏になっているようです。
ヘイトスピーチだと批判する声。
岩井志麻子の発言は、韓国人を差別するような内容であり、加えてブスという(女性への蔑視)表現も含まれていたため、二重の意味での批判といった意味があったようです。
ただ実際は、岩井志麻子発言を評価する声が多い。
「表現がエグいくらい的確。さすが作家」
「事実なのに差別なの?」
「この人旦那が韓国人だし。やはり知り尽くしている」
表現者としては株を上げた岩井だが、現在の時流にはややそぐわなかったよう。今後は発言の場所を選んだほうがよさそうである。
出典元: 岩井志麻子の「韓国人は手首切るブス」は本当に問題発言なのか……関西メディアが「敏感すぎるだけ」? (C) exciteニュース
株を上げたとの評価が下されているようですので、今後もコメンテーターとしての出演オファーが関西を中心に増えそうかなと予測されます。
岩井志麻子が差別発言した出演番組「胸いっぱいサミット!」(カンテ~レ)。
討論・激論コーナー。
「数十年にわたり韓国人を愛し、さらに夫も韓国人だという岩井氏。自らの思いを吐露しているようにも読めますし、今さら差別するような意図はなかったのでは」
以前から韓国人の夫をネタにして「韓国」をディスッていたという岩井志麻子について、ある芸能ライターはこのように話しているようです。
岩井志麻子の言い分。
問題視された番組では、進行役から「韓国人気質」を尋ねられ、岩井志麻子は「手首切るブスというふうに考えておけば、だいたい片付くんです」と述べた上で、こうコメントしたといいます。
「『来てくれなきゃ死んじゃうんだから。死んだらあんたのせいだから』(と韓国に言われ)、中国とか北朝鮮は『死ねば』と言っちゃうけど、日本は『そんなこと言うなよ。おまえのこと好きなんや』って…」
比喩表現がすぎて、具体的な討論が難しい。その1。
この手の発言の応酬では慎重にならざるを得ないのですが。
比喩表現としての発言だったのならばですが、個人的な感情ともとれる発言の域を出ず、気心知れた相手ならいざ知らず、一般論として言われると違和感を覚えてしまいます。
また、その発言を受けて、スタジオの笑いを誘っていたようですから、関西人の気質って、こういうものなのだと受け取られるのも致し方ないのでしょう。
比喩表現がすぎて、具体的な討論が難しい。その2。
いつも来る奴が来ないとなったら、言ってしまうだろうに。
切っても切れない身内の関係などが、そのような腐った関係ともなれば、話は別です。
何かがあれば、責任の所在は、書類上は身内である者たちへと引き受けさせられるからです。
死ねば、と言える関係だとしたなら、誰も、死んだ人間を引き取れなどとは言ってこないでしょう。
そのような血の繋がりのレベルの関係だのに、それでも言えるのだとしたなら、あまりに非情だし、家族を家族とも思わない、愛のない血の繋がりだったと言えるのではないでしょうか。
つまり、死ねばと言い切ってしまえるのは、すでに愛が隔たってから久しい関係だったのではないかと推察されます。
この世に生まれてから初めての繋がりが絶えてしまったことを、第三者は「無責任」と非難して、責任の所在を身内に引き受けさせるのです。
無責任と非難を浴びても良いなら、そのまま突き進むべきでしょう。
最近は、特に平成組は、愛がないという人々が増殖しましたので、そのような意見には同調する傾向が強いでしょうから、ドライ、クールの一言で済みますでしょうか。
岩井志麻子の差別発言。出演番組が編集をカットせず放送しました。
関テレの羽牟(はむ)正一新社長が、株主総会後の記者会見で謝罪。
関西テレビ(カンテレ/大阪市)の羽牟正一新社長(20日就任)は、「視聴者に申し訳ない」と謝罪し、「送り手として、こういう放送で傷つく人がいらっしゃるという想像力が欠如していた」と発言。
会見で羽牟(はむ)正一新社長は「着任前でリアルタイムでみることはできなかったが、この件に関しての第一印象は違和感があった。認識、意識、配慮にかけていた」と謝罪した。
出典元: カンテレが岩井志麻子氏の差別発言謝罪「違和感が」 (C) 日刊スポーツ
会見では、今後チェック体制を見直すとともに、21日付で制作局のコンプライアンス担当を1人増やして3人とすることなどを柱とする再発防止策の検討を進めることが公表されました。
また、視聴者からの意見を紹介する近日放送の番組でも取り上げるとのことです。
関西テレビ(カンテレ)の近況。
19日、大阪市内で開催された株主総会では、他にも、吹田市の千里山交番で起きた拳銃強奪事件で、強盗殺人未遂の疑いで逮捕された飯森裕次郎容疑者(33)の父親である飯森睦尚(63)常務取締役が「一身上の都合」を理由に役職の退任を申し入れ、了承されました。
同局によりますと、最初に申し出があったのは事件が発生した16日の夜で、飯森容疑者が逮捕された翌17日に、役職就任の辞退届が出され、この日、株主総会で受理されたようです。
「常務の件はとばっちりみたいなもんだが、視聴率が低迷する中でもカンテレって良くも悪くもストレートな番組作りをしていたから、批判は痛いのでは」
「テレビ局はコンテンツが一番。地上放送だけでなく動画、映画、いろんな形で届けていくのが、関西テレビの総合コンテンツメーカーとしての生きる道だと思います」
出典元: 息子逮捕で常務退任にヘイトスピーチ騒動 出直し関テレに関係者からの番組作り評価 (C) 東スポWeb
岩井志麻子が差別発言で批判噴出。出演番組はどうなる?
岩井志麻子(54)のプロフィール。
岡山県出身、自称・岡山の黒アワビという、作家。
「エロくて変なオバちゃん」を自称し、レギュラー番組では、ヒョウの前身タイツを着用して、強烈なキャラクターとして注目を集めています。
1982年、高校在学中、第3回小説ジュニア短編小説新人賞に佳作入賞。
少女小説化を経て、1999年代表作となる「ぼっけえ、きょうてえ」が日本ホラー小説大賞受賞。
2000年、第13回山本周五郎賞受賞。
2002年、「岡山女」が直木賞候補に。
2008年、18歳年下の韓国人男性(ジョンウォン)と再婚。
2009年6月よりホリプロ所属のタレント、AV監督。
【レギュラー(コメンテーター)出演中】
東京MX「5時に夢中」毎週(木)17:00~18:00。
日本テレビ「有吉反省会」毎週(土)23:30~。
岩井志麻子が差別発言をしたことを受けて、出演番組を放送したカンテレが謝罪。 5月放送の討論バラエティー番組内にて出演者(岩井志麻子)が韓国人や女性への差別的発言をしたことについて、ネット上で批判の声が上がり、その内容を編集せずに放送してしまったことを、19日午後、関西テレビの新社長(20日就任)が株主総会後に記者会見を開き、「配慮に欠けた放送で、視聴者の皆さんに申し訳ないと思っている」と改めて謝罪しました。 |