伊藤英明がハリウッドデビュー 日本での仕事はどうなる？

伊藤英明がハリウッドデビュ－！ 日本での仕事はもう終わり？

28日、俳優・伊藤英明(43)が、来年から順次世界公開されるアメリカ映画「The Doorman “ザ・ドアマン”(原題)」(北村龍平監督作)でハリウッドデビュ－することが配給会社から発表されました。

映画「あずみ」や「ダウンレンジ」などで知られる北村龍平監督の新作で、アメリカ・ニュ－ヨ－クを舞台にテロリスト集団の闘いを描くアクション・スリラ－。

「レオン」のフランス人俳優・ジャン・レノ(70)も出演する今作では、伊藤英明はテロリスト役として出演します。

国際色豊かなキャスティング。

“The Hollywood Reporter”によると、主演女優は映画「ジョン・ウィック：チャプタ－2」のオ－ストラリア人女優・ルビ－・ロ－ズ(33)、その他、映画「ザ・ボ－イ ～人形少年の館～」のイギリス人俳優・ルパ－ト・エヴァンスや、「オデッセイ」のノルウェ－人俳優・アクセル・ヘニ－、アメリカ人俳優・ジュリアン・フェダ－、「リザとキツネと恋する死者たち」のデンマ－クと日本のハ－フ・俳優デヴィッド・サクライなどが出演します。

伊藤英明、ハリウッドデビュ－によって日本での仕事は終了するのか？

北村龍平監督がメガホンを取るアメリカ映画「The Doorman “ザ・ドアマン”」では、今回出演する伊藤英明はテロリスト役ということで、ジャン・レノも出演するとはいえ、主演女優はオーストラリア人女優ルビー・ローズ(33)。

その他国際色豊かなキャスティングで、ある意味では、居心地の良さげな映画撮影風景をイメ－ジさせられます。

スト－リ－展開。

「ザ・ドアマン」は、従軍中に深い心の傷となる出来事に遭遇した元海兵隊員(ルビー)が主人公。

彼女は帰還し、ニューヨークの歴史的建造物である高級マンションのドアマンになりますが、その壁に隠してある高価な芸術品を回収するためなら手段を選ばないという「傭兵軍団」と戦うことに…。

「The Doorman」は、アメリカ映画です。

只今ル－マニアで撮影中という今作は、全編英語のセリフで通されており、もちろん伊藤英明も英語、そしてテロリスト役です。

「夢だった初のハリウッド映画の現場で、今までで一番と言っていいほど楽しく撮影ができています」と関係者を通じて伊藤英明はコメントしています。

伊藤英明、ハリウッドデビュ－。日本でも仕事する可能性があるとしたら？

出典元： 伊藤英明 （C） クランクイン！

伊藤英明プロフィ－ル。

岐阜出身、A-Team所属の俳優。

【特技】スキュ－バダイビング(PADIインストラクタ－、一級小型船舶操縦士免許資格所持)、普通自動車免許。

【趣味】乗馬、スキ－、スノ－ボ－ド。

活動状況。

以下に挙げたのはほんの一部で、これでもかというほどに、出演作の多い俳優です。

【CM】

KIRIN「キリン メッツコ－ラ」CM。

「エクストリ－ムプレゼン」篇 OA中。

「ナンバ－ワン(臭わない)」篇。

薬用スカルプケアシャンプ－「パパの枕」篇。

【TV・映画】

1997年、日本テレビドラマ「デッサン」に出演。

2000年、テレビ朝日連続ドラマ「YASHA-夜叉-」で初主演。

映画「Blister」でも初主演。

2014年、「WOOD JOB!～神去なあなあ日常～」にて、
第69回毎日映画コンク－ル最優秀助演男優賞、第38回日本アカデミ－賞優秀助演男優賞を受賞。

2020年1月～放送予定「大河ドラマ　『麒麟(キリン)がくる』　斎藤義龍(高政)役」にて出演。

伊藤英明がハリウッドデビュ－。後は日本での仕事も期待したい。

北村龍平監督プロフィ－ル。

大阪出身、映画監督。

現在は海外を拠点としており、約11年ほど前からロサンゼルスに住んでいます。

彼は、ハリウッドは世界中から新しい才能が集まって、過酷なレースが行われているところと、コメントしています。

とにかく果てしなく時間がかかる、というデメリット面があるようで、常に10以上のプロジェクトを同時進行しているハリウッドでの現状に、「もっとフットワーク軽くやりたい」と北村龍平監督はこぼしているようです。

ずっとそういうことを続けているらしいのですが、それでも監督である以上は撮りたい、と切望するのだそうです。

スターと会ったり、色んな人と景気のいい話をするのが楽しい、それがメリット面であり、だからこそハリウッドに居続ける理由なのだそうで。

でも、作品を作り、それを世に出さないと何の意味もない。

だから「やっぱり作らなきゃな」と思っているようです。

主な活動歴。

2001年、ウルトラバイオレンスアクション「VERSUS」で長編デビュー。

上戸彩主演「あずみ」、「ALIVE」、大沢たかお主演「荒神」、大ヒットドラマの映画版「スカイハイ」、ゴジラ50周年記念超大作「ゴジラ・ファイナル・ウォーズ」、武田信治・船越英一郎主演「ラブデス」を次々に発表。

ハリウッド進出作としては、2008年、「ミッドナイトミートトレイン」に続き、2012年、バイオレンススリラー「ノー・ワン・リヴズ NO ONE LIVES」を発表しています。

その他、映画以外にも、コマーシャルやミュージックビデオ、コミック原作なども手がけたりすることがあるようです。

伊藤英明がハリウッドデビュ－。日本でも仕事をするなら、きっと引く手あまたのはず。

これまでにハリウッド映画で活躍した日本人俳優・女優について。

日本人としてもアジアとしても初めての大スターとして名が知れたのは、映画「チート」に出演を果たした、伝説の俳優ハンフリー・ボガートも大ファンだという日本人俳優「早川雪洲」です。

他にも日本人俳優が続々とハリウッド映画に進出。

三船敏郎…「シャドウ・オブ・ウルフ」出演、巨匠・黒澤明との名コンビで数々の作品を輩出。

松田優作…「ブラック・レイン」佐藤浩史役で出演、「太陽にほえろ！」、「探偵物語」に出演するも、若くして世を去っています。

高倉健…「ブラック・レイン」出演、その後も堅調な役で多数の作品に出演中。

北野武…「ゴースト・イン・ザ・シェル」に出演、日本を代表するお笑い芸人。

浅野忠信…「沈黙-サイレンス-Silence」通詞役で出演、演技の幅が広く、役を見事に演じるという。

渡辺謙…「硫黄島からの手紙」栗林忠道役で出演、男らしい演技と定評で、その後も多数作品出演中。

千葉真一…「キル・ビル」服部半蔵役で出演、クエンティン・タランティーノや、キアヌ・リーブスがファンであることを公言するという役者です。

マシ・オカ…「燃えよ！ピンポン」ジェフ役で出演、渡辺謙より有名な日本人俳優として、また有名に。

石橋貴明…「メジャーリーグ2」、「メジャーリーグ3」で共にタカ・タナカ約で出演。

二宮和也…「硫黄島からの手紙」西郷昇役で出演、アイドルの中で文句無しのトップクラスの俳優。

TAO…「ウルヴァリン：SAMURAI」矢志田真理子役、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」マーシー・グレイブス役で出演女優。

柴咲コウ…「47RONIN」ミカ役(ヒロイン)で出演、共演したキアヌ・リーブスから「何でも出来る女優」と絶賛されました。

すみれ…「アメイジング・ジャーニー 神の小屋より」サラユー役で出演、父・石田純一と母・松原千明の娘。

(上記俳優は一部です)

伊藤英明の今後の活動拠点は海外？　日本？

今回のハリウッドデビュー作「ザ・ドアマン」出演後の、伊藤英明の進路が気になるところですが、彼の今後の活動拠点は、やはり海外路線ということなのか、それとも日本での仕事を続けるのでしょうか。

海外に拠点を移すとなると、ベテラン俳優の伊藤のこと、情熱家としての本格演技派ですから、かなり現地での俳優業に没頭することも考えられます。

基本、日本で名声を得ている俳優ですので、大リ－ガ－のように老後に帰国して復帰という線は充分あり得ますし、テロリスト役というチョイ役が続くのであれば、日本での仕事と並行して海外でも活動という線が一番無難だとは思えるのですが…、合わせるとなるとそれも難しいような気も多分にします。

なんにしても、日本では叶わなかった夢をハリウッドで叶えられるとしたら、伊藤英明は当分は海外での活躍を熱望するのかもしれません。
ですが、帰国してもきっと引く手あまたで、日本での仕事には事欠かないのではないでしょうか。