小泉進次郎の回答がポエムだと批判が集中。 8月7日に滝クリとの”デキ婚”が発表され、11日の就任会見では、原子力発電に対する考えを問われた際に、「どうやったら残せるかではなく、どうやったらなくせるかを考えたい」と回答したばかりの小泉進次郎環境大臣が、17日、訪れた福島県にて、4町長と会談した後、記者からの質問に回答した発言が”ポエム”だと世間から揶揄されました。 会談したのは、大熊・双葉・富岡・樽葉の4町長で、2045年度3月までには、除染廃棄物等を一時保管する中間貯蔵施設から県外に運び出して最終処分をする方針であることを示しましたが、今もって最終処分場の検討が進んでいない現状と、今後の見通しなどについての見解を尋ねられ、回答した発言から、「政治家ではなく詩人」、「これまでのようなポエムは大臣にはいらない」などの批判を受けることになりました。 |
小泉進次郎の回答がポエム?批判されている事実に迫る。
(※記事は現時点での情報であり、最新のものとは異なる場合があります。また、人物については、敬称略にて記載させていただいております。何卒ご了承願います)
小泉進次郎環境大臣が、17日、福島県の4町長(大熊・双葉・富岡・樽葉)と会談し、2045年度までに、除染廃棄物等を一時保管する中間貯蔵施設から県外に運び出す方針であることを改めて強調しました。
会談後、「その最終処分場の検討が進んでいない現状・見通しについて、小泉大臣の見解を頂きたいと思います」と、記者からボールが飛んでくると、小泉進次郎環境大臣は、「これは福島県民の皆さんとの約束だと思っています。その約束は守るためにあるものです。全力を尽くします」と回答しました。
記者から、今しようと思っている”具体策”について問われた際の、小泉進次郎”環境大臣”の回答。
「私の中で30年後ということを考えた時に、30年後の自分は何歳かなとあの発災直後から考えていました。だからこそ、私は健康でいられればその30年後の約束を守れるかどうかの節目を見届けることができる可能性がある政治家だと思います」
出典元: 小泉進次郎氏、汚染土の県外移転めぐる“ポエム”は「言質を取らせない、うまくしのいだ回答」 (C) AbemaTIMES
「だからこそ果たせる責任もあると思うので…」と述べた小泉進次郎環境大臣は、「この30年の約束もその思いで、ライフワークだと言ってきたことをしっかり形にするために全力を尽くしたいと思います」と述べました。
橋下徹に「ポエム」とツッコミを入れられる。
小泉進次郎環境大臣の発言を受けて、橋本徹元大阪市長(大阪維新の会法律顧問)はTwitterで、「これまでのようなポエムは大臣にはいらない。(中略)ポエムではなく実行力!」とコメントしたそうです。
他にも、Twitter上では、小泉進次郎環境大臣の発言を揶揄するような画像も作られているといい、2019年度の流行語大賞にノミネートしそうな勢いです。
小泉進次郎が回答。ポエムだと批判を浴びるが、神代もかなりポエムだが、踏襲ではないかの説。
神代時代も、かなりポエムな件(せっかく令和なので)。
古事記などの時代は、やっぱり乞食が多かったのかな、とか不謹慎ながらも極めて大真面目に連想してしまうのですが、当て字というものはなにも今に始まった訳ではないと思うのです。
ダジャレが多い親父が、今に始まった訳ではないのと同じ原則です。
やっぱり、乞食が多い時代というのは、奥歯に物が挟まった感じで喋るよりも、ポエムに走ってしまった方が無難だと思えたのかな…と、真摯に考えてしまう訳です。
ハッキリ言うと角が立つけれど、ポエムに託せばオブラートに包めて、曖昧なりにもなんとなく伝わるかな、という思いを込めてしまうように。
結婚を機に化学反応を起こし、進次郎も親父化現象へと加速していってるのかもしれません。
海外の人々には、自分の意見をハッキリとは言わず、お茶を濁すことが多い日本人の国民性について、”曖昧(ファジー)”だと評価が下されています。
それがよく表れている発言ではないでしょうか。
ネット上の声。
30年後の自身についてのビジョンを語り、最後まで『何にどう全力を尽くすのか』などの”具体策”を提示しなかった小泉進次郎環境大臣に、ネットでは「言ってる意味がわからない」との厳しい声が飛び交っているようです。
「ごめん、進次郎のポエムが何言ってるのか全くわからない」
「それっぽい感じで何か語りつつ、実は何も言っていない小泉進次郎。こういう人を雰囲気で持ち上げるのは、いい加減にしたほうがいい。ろくなことにならない」
「自分の意見すら持ってるか怪しいよね」
最近、”セクシー”発言で物議をかもした小泉進次郎環境大臣。
Make climate fight 'sexy,' says Japan's new environment minister https://t.co/DO3a6G1Rxq pic.twitter.com/J8c0aWRs3m
— Reuters Top News (@Reuters) September 22, 2019
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小泉進次郎の回答がポエムだと批判に晒され。時の環境大臣は問題が山積して辛い?
これまで福島復興に尽力してきた小泉進次郎。
11年3月に突如として発生した、『東日本大震災』。
以降8年間、復興に精を出してきたという小泉進次郎は、自民党の青年局長だった12年には被災地を巡回する『TEAM-11』を発足し、翌年には復興政務官に就任するなど、野党議員から与党議員になる中でも、ずっと福島の人々と向き合ってきました。
それでも、今回のような発言には、世間からは『ポエム』だと揶揄される始末。
正直言って、全く意味不明の回答に、世間は“ポエム”と揶揄した。ここで使われている“ポエム”は「詩」という原義ではなく、ネット上で使われる「気恥ずかしい発言」といった意味のジャーゴン(隠語)だ。
出典元: 小泉環境相はポエムとセクシーで早くもピンチ 妻・滝クリも視聴率急降下の逆風 (C) デイリー新潮
入閣後の小泉進次郎は、特に福島原発関係の発言には慎重になっているようで、当たり前のことや、根拠のない決意表明、今回のような”具体策”よりも30年後の自身のビジョンなどを語ったりといったような、質問をはぐらかす言動が目立つようです。
今までの”歯切れの良さ”が影を潜め、具体性のない返答を繰り返していることから、政治家ではなく詩人だと評されるなど、総じて批判を浴びています。
小泉進次郎の回答がポエムっぽくなったのは結婚のせい?批判はいつやむか?
「ポエムにはポエムなりの意味がある」と指摘した、東京工業大学・西田亮介准教授。
「何も言質を取らせないということ。例えば竹下登元総理が有名で、“言語明瞭意味不明”ということが言われた。はっとさせる、耳目を惹きつけることを言うが、よくよく聞いてみると何を言っているかわからないような政治家の言葉のことだ。今回の小泉氏の発言も同様のところだと思う。
出典元: 小泉進次郎氏、汚染土の県外移転めぐる“ポエム”は「言質を取らせない、うまくしのいだ回答」 (C) AbemaTIMES
『正しい回答』を持ち合わせていない時に、記者に質問されたりして、それらしいことを言えるかが問われているわけで、変な約束をして言質を取られてしまうと『あの時約束したじゃないか』と指摘されかねない中でのとっさの発言だろう」
出典元: 小泉進次郎氏、汚染土の県外移転めぐる“ポエム”は「言質を取らせない、うまくしのいだ回答」 (C) AbemaTIMES
また、西田准教授は、「新しく就任した大臣の失言は、従来の政策を把握せずに発言して整合性が取れなくなることにも起因するが、そういう意味では小泉氏はうまくしのいだといえるかもしれない」との見方も示したようです。
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「環境の問題について言うべきことは何か、改革していくとすればその起点はどこにあるのか。そういった具体的な将来のビジョンと方法を示していただきたい。それができなければ、小泉氏のこれまでの人気はバブルだったと言われてしまいかねない」
出典元: 小泉進次郎氏、汚染土の県外移転めぐる“ポエム”は「言質を取らせない、うまくしのいだ回答」 (C) AbemaTIMES
以上のように、西田准教授は、”ポスト安倍”として必ず名前が上がる小泉進次郎環境大臣に対して、苦言を呈しました。
小泉進次郎が回答にポエムをチョイス。入閣と結婚で丸くなったのか、発言の批判の的。
“ポスト安倍”の人気の急降下に、与党も警戒?
小泉進次郎環境大臣は、原発事故の汚染水の処理対策については、『環境省の所管外』だとして”逃げている”と批判を受けています。
実際、汚染水処理問題は、所管としては経産省だそうですので、異論はないはずですが、歯に衣着せぬエリート発言をする小泉親子ならではの、自身の考えを語ってもらいたい、それがなければ『役所縦割り行政から抜け出せない官僚答弁と同じだ』などの指摘があるようです。
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小泉氏の人気の源泉は、若さ、スマートさに加え、分かりやすく正論を吐くところだった。時には、安倍氏に対する異論も語る、そのスタンスが安倍政権に批判的な層からも好感をもたれていた。
出典元: 政治家ではなく詩人「進次郎リスク」が始まった (C) PRESIDENT Online
その小泉進次郎の発言が『安全運転になってしまったら、高感度はしぼんでしまう』と警鐘を鳴らされているのは、SNSでの”からかわれ方”が、すでに小泉人気は下降線をたどり始めていると見て取れるからのようです。
自民党総裁選で石破茂元幹事長を支援した小泉進次郎は、実際には安倍政権に入閣することになり、批判を受けました。
そして先日には、フリーアナウンサーの滝川クリステルとの電撃結婚&妊娠という、保守的な自民党支持層には受けが悪いという、いわゆる”デキ婚“の発表があり、ますます自民党ホープとしての小泉進次郎の人気がどこかに不時着しそうな雰囲気が漂った矢先の、“セクシー”発言と、ポエム発言で、案の定、小泉人気が急降下していっていることが報じられ始めました。
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この不人気ぶりが、政権全体の足を引っ張りかねないと、与党は”進次郎リスク”に警戒している模様です。
与野党の反応。
共産党の小池晃書記局長
24日の記者会見で、「求められているのは具体的で実効性のある計画だ。大臣としての資質、資格に関わる」と批判し、10月4日召集の臨時国会で追及する構え。
立憲民主党の福山哲郎幹事長
同じく会見で、「意味が分からない。小泉氏は石炭火力にブレーキを踏むとか、思い切った政策を(実現できるよう)政府の中で頑張ってもらいたい」。
自民党の菅義偉官房長官
同じく会見で、「反響が大きかったのは承知しているが、(別の人の)発言を引用しながら述べたものだ」と指摘し、是非に関する論評は避けたそうです。
“気候変動”問題を日本の重要課題に。
現在、アメリカ・NYを訪れている小泉進次郎環境大臣は、脱炭素社会の実現を目指す日本企業の関係者およそ20人と意見交換し、気候変動の問題に手を打つには、「企業からの外圧が大事だ」として協力を求めたようです。
「日本の重要課題というのは、必ず経済、社会保障、だけど絶対に環境は聞こえてこない。ここをまず変えたい」(小泉進次郎環境大臣談)
小泉進次郎が回答しました。政治にポエムはいらない?批判の矛先は”ポエム”という分野にではなく、ポエムに走った小泉進次郎自身の大臣としての資質だったようです。 フリーアナウンサーの滝川クリステルとの妊娠が発覚後、8月7日に結婚を発表し、その翌8日に、2人は横須賀市役所に婚姻届を提出しました。 “デキ婚”だっただけに、結婚発表と婚姻届の提出が前後したことに、すぐに入籍しなかったのは結婚の意思がなかったのではないかと思われ、女性からの支持が低下。 17日には、福島の原発問題で、除染廃棄物を運び出す先の『最終処分場』の検討が進んでいない現状と、今後の見通しなどについての見解を記者から求められた際に、回答した発言が”ポエム”だと世間から揶揄され、批判を受ける事態になりました。 |