前澤友作前社長が、ZOZO辞任。選んだのは火星ではなく、”月旅行”。 9月12日朝、東京都内で記者会見を開いたヤフーが、10月上旬にもTOB(株式公開買い付け)を実施して、インターネット衣料品通販大手『ZOZO(ゾゾ)』を連結子会社化することを発表しました。 買収額は約4000億円の見込みで、メインの広告事業と共に、今後はEC(ネット通販)事業も強化していく戦略を明示。 それに伴い、『ZOZO』の前澤友作社長は同日付にて退任の意向を示し、後任には澤田宏太郎取締役を新社長として迎え、同社を託すこととしました。 今後は、前澤前社長は、かねてより公表してきた2023年に予定している『月旅行』への実現に向けた準備などに専念するとしており、事業よりも自身の夢を優先したことを、退任の主な理由としました。 |
前澤友作前社長がZOZO辞任。理由は”月旅行”という夢を優先したいから。
(※記事は現時点での情報であり、最新のものとは異なる場合があります。また、人物については、敬称略にて記載させていただいております。何卒ご了承願います)
9月12日朝、東京都内で記者会見を開いたヤフーが、インターネット衣料品通販大手『ZOZO(ゾゾ)』を買収することを発表しました。
買収額は約4000億円で、10月上旬にもTOB(株式公開買い付け)を実施して連結子会社化する予定とのこと。
広告事業がメインだったヤフーは、2013年から強化してきたEC(ネット通販)事業をさらにコテ入れする為、『ZOZO』の年間購入者800万人超という、しかも若い世代が中心となる会員の多さに目をつけた模様。
同時に経営の多角化を狙うため、ヤフーはZホールディングスという名称の持ち株会社体制にも移行するとのことで、すでにネット通販での取扱高で先行する『Amazon』と『楽天』を視野に入れ、資金難にあえぎはするものの『ZOZO』の若い世代を中心とした市場を取り込んでの仕切り直しとなりました。
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狙うは悲願の『国内ECナンバーワン』、しかしながら、大手2強のEC企業を猛追する戦略を掲げての再出発には、ZOZOの前澤友作社長の同日付での代表取締役社長の退任も含まれました。
自身が創業した『ZOZO』のヤフー傘下入りには、後任の澤田宏太郎取締役を新社長に就かせる人事も発表し、同社の舵取りを託すこととなりました。
筆頭株主として保有していた36.76%の株式の大半の30.37%も売却するとしており、TOBでヤフーが最大50.1%の株式を取得し、『ZOZO』の上場を維持する方針としています。
この株式の売却で前澤氏は莫大な売却益を得ることになります。
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前澤友作、ZOZO辞任。胸躍る”月旅行”の準備に専念か。
辞任を決めたのは9月に入ってからという前澤友作前社長は、「ZOZOに何が必要かを考えた時に、僕が退くべきだという結論に至った」とし、「ヤフー側からは続投を要請されていたが、自分の野性的な勘で『居座ってもいいことはない。きれいに潔くすべきだ』と感じたので退任を決めた」と辞任した経緯を話しました。
またその辞任の理由には、かねてより宣言してきた『月旅行』の実現に向けての準備に専念したいからだとして、事業よりも自身の夢を優先させたことを挙げています。
前澤友作前社長、ZOZO辞任。社長のままでは”月旅行”には行けない?
12日、Twitterで「新社長に今後のZOZOを託し、僕自身は新たな道へ進みます」と投稿した前澤友作(43)が社長職を退いてまで傾倒する”月旅行“の実現に向けては、今後、トレーニングなどの「月旅行の準備」と「新しい事業の立ち上げ」などに専念するとしています。
2023年の月周回飛行を予定。
「旅行1回分を丸ごと購入しました」
18年9月17日、アメリカ・ロサンゼルスにて開いた記者会見で、アメリカ宇宙ベンチャー企業『スペースX』が2023年に予定している”月周回飛行“に、民間人としては初契約である前澤友作が、初の月旅行者となることを発表しました。
記者会見には前澤の他に、『スペースX』のイーロン・マスクCEOも同席。
英語で「子どもの頃から月が大好きだった。月を見るだけで想像力が満たされた。この機会を逃すことはできないと考えた」とスピーチ。6~8人のアーティストを月周回旅行に同行させるプロジェクトも発表した。
出典元: 前澤友作さんがZOZO社長退任、どんな人?月旅行を計画する元バンドマン (C) HUFFPOST
“月周回飛行”は画家や写真家など、最大8人の世界的アーティストを招待する貸し切り旅行となるそうです。
約1週間で月を周回する中で、月と丸い地球を見たインスピレーションをもとに作品を創作するプロジェクト『#dearMoon』を行うとも発表したそうです。
前澤友作前社長、ZOZO辞任。ZOZOより魅力的な”月旅行”。
18年4月に交際を表明した、女優・剛力彩芽(27)とは、ZOZOの社長辞任後も変わらずに交際を続けるようですが、月周回飛行へは「私も行きたいな」との興味を示しているという彼女に対しての前澤友作の回答は、「アーティスト、僕自身もホストとして役割を担う。我々は極めて真面目にやりたいと思っています。彼女に、もし何らかの役割やミッションがあって、全ての船員たちが受け入れてくれるのであれば行くチャンスがあるんではないかと思っています」と、剛力にもプロジェクトに関わる何らかの役割を求める考えを示したようです。
交際中の剛力彩芽は”地球”に居残りさせておきたい?
生きた心地がして月旅行から下界に戻ってくるには、”地球”に恋人が居残ってるくらいの方が良いのだろうかとも思えましたが、宇宙旅行の安全性について「僕だけ行くのじゃないので当然、安全面のそれなりの担保がないと、スペースX社と安全面の話を入念にしていきたい」とも強調していたそうなので、やはり心配と不安が入り交じる宇宙旅行ではあるのは間違いないのでしょう。
前澤友作前社長、ZOZO辞任。”月旅行”にみる奇抜な行動は、起業家精神の中でも群を抜いている?
社長職を離れた前澤に、芸能界から熱視線。
「明石家さんまや岡村隆史、出川哲朗と交流を持つなど、前澤氏の『芸能人脈』は非常に豊富。これまでも個性的な発言で注目を集めていましたが、社長職を離れたことでさらに自由な発言が可能になり、今後はテレビ出演が激増するのではないでしょうか」
出典元: 前澤友作氏、「社長辞任」で「月旅行の前に『Mステ出演』を果たす」って!? (C) Asagei+
芸能界だけじゃない、多才な前澤が次に目を向ける職業は?
もともとがハードコアバンド『Switch Style』のドラマー『YOU X SUCK』としてメジャーデビューをも果たしたミュージシャンだったという前澤友作。
そのため、バラエティや情報番組だけではなく、音楽の分野にも積極的に進出するのではないかとも見られているようです。
大金持ちの上にツイッターなどでの目立つ言動が多い事もあり、嫌っている人も少なくないですが、それでも今後の活動に注目が集まる事は間違いないでしょう。
「今後、音楽活動を再開する可能性は大いにある。月旅行の前に『ミュージックステーション出演』を果たすかもしれません」(前出・テレビ関係者)
出典元: 前澤友作氏、「社長辞任」で「月旅行の前に『Mステ出演』を果たす」って!? (C) Asagei+
前澤友作前社長、ZOZO辞任で”月旅行”という夢を追いかける。 9月12日朝、東京都内で記者会見を開いたヤフーが、ネット通販大手『ZOZO』を買収することを発表。 10月上旬にはTOB(株式公開買い付け)を実施し、連結子会社化した上で、2013年から力を入れてきたEC(ネット通販)事業を引き続き強化していく戦略であることを明示しました。 これに伴い、ZOZO離れを加速させてきた前澤社長は同日付にて退任する意向を示し、後任には澤田宏太郎取締役を新社長に据えることで、ヤフー傘下にて同社の経営に力を注ぐ体制へと切り替えをはかりました。 社長職を退いた後の前澤友作は、事業よりも自身の夢を優先したことから、今後はかねてより公表していた”月旅行”の実現に向けて、その準備などに専念していくとしています。 |