24時間テレビ 募金額6.8億円に対しギャラはいくら?

24時間テレビ 募金 6.8億 ギャラ 放送終了時点の募金額の画像 24時間テレビ
出典元: 『24時間テレビ42』放送終了時点の募金額 (C) 日本テレビ
24時間テレビ、募金額6.8億円と前年比2.5倍。気になるギャラは?
今年で42回目を迎えた日本テレビ系大型特番『24時間テレビ42』(24日18:30~25日20:54)のチャリティー募金が各地で行われました。
番組放送終了時点で発表された募金額は、6億8421万2104円と、前年比2.5倍だったようで、メインパーソナリティーを務めた嵐・櫻井翔も喜びのコメントを残しました。
寄せられた募金は、福祉車両の贈呈など、高齢者や体の不自由な方への支援のほか、災害支援や環境保護活動にも役立てられるそうです。
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24時間テレビ、募金したら今年は6.8億円が集まった。ギャラはいかほどか?

(※記事は現時点での情報であり、最新のものとは異なる場合があります。また、人物については、敬称略にて記載させていただいております。何卒ご了承願います)

今年で42回目となる日本テレビ系大型特番『24時間テレビ42』(24日18:30~25日20:54)のチャリティー募金が各地で行われました。

『24時間テレビ42』放送終了時点で発表された募金額は、6億8421万2104円と、前年比2.5倍だったそうです。

今年の24時間テレビは比較的視聴率も堅調だった事もあり、募金額が多いのもそれに伴った結果と言えるかもしれません。

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その後も24、25日には、募金の集計作業と、貯金箱などから募金を取り出す作業も行われたようで、寄せられた募金は福祉車両の贈呈など高齢者や体の不自由な方への支援のほか、災害支援環境保護活動にも役立てられるそうです。

24時間テレビ 募金 6.8億 ギャラ 放送終了時点の募金額の画像

出典元: 『24時間テレビ42』放送終了時点の募金額 (C) 日本テレビ

24時間テレビで募金額6.8億円も集まったら、ギャラも凄いはず。

24時間テレビへの出演者のギャラとして一般に言われている額。

ギャラの額はどの番組でも明かされていないようなのですが、チャリティーマラソンランナーに対しては多額のギャラ(1000万円)が発生しているのではないかという噂が出ているそうです。

日本テレビが発表している声明では、「基本的にボランティアでお願いしております。しかし、拘束時間の長い方など場合によっては謝礼という形でいくらかのお支払いをしております」とのこと。

「まず、日テレの発表は本当です。ですが、マラソンランナーやパーソナリティには、放送前の告知や放送後、同局の様々な番組に出演します。そのギャラが高額に設定されていて、それらを合算するとそれなりに大きな金額になるのです」(芸能ジャーナリスト)
出典元: 「24時間テレビ」の疑問、チャリティランナー“報酬1000万円”は本当か? (C) Asa-Jo

「今年のメーンパーソナリティーの『嵐』のギャラが総額5000万円とか、昨年のマラソンのチャリティーランナーのみやぞんは2000万円もらったとか、いろいろ報道がありますが、そんなの全部大嘘です。正しくは24時間拘束されるメーンクラスで1人300万円程度。ランナーは知名度によって異なるが、せいぜい500万円」(日本テレビのベテラン制作マン)

出典元: 今年も終わった日テレ「24時間テレビ」、マンネリ化を脱するための“ギャラの話” (C) デイリー新潮

結論としては「他番組並みの金額」(同・日本テレビのベテラン制作マン)
出典元: 今年も終わった日テレ「24時間テレビ」、マンネリ化を脱するための“ギャラの話” (C) デイリー新潮

24時間テレビはチャリティー番組です。募金額6.8億円集まろうが、ギャラは”びた一文”貰うべからず?

チャリティーを謳いながら、ギャラをもらって出演するタレントに、疑問符を投げかける人が少なくないといいます。

芸能人でも、批判のコメントを出す人が多いようです。

実際、『24時間テレビ』のモデルとなった米国の『レイバー・デイ・テレソン』(1966年~2014年)など海外のチャリティー・イベントや番組は、ノーギャラが常識だったそうです。

今の時代、チャリティー番組のギャラはかえって障害であり、チャリティーの精神と反するとする見方が濃厚のようです。

ギャラがなくては出演しない、という芸能人は出なければいい、かえってスッキリするだろうとの批判の声が挙がっているようです。

お笑い界の大御所・ビートたけしはかつて自身のラジオ番組で「出るなら全員ノーギャラにすべき」「あんな偽善番組は大嫌い」と発言している。また、明石家さんま、所ジョージも同様の理由で、出演を拒否しているそうだ。
「24時間テレビ」の疑問、チャリティランナー“報酬1000万円”は本当か? (C) Asa-Jo

また、日本テレビが『24時間テレビ』の募金額だけではなく、CM、グッズの売上金、制作費、謝礼金などをすべて明らかにした収支を報告すれば、視聴者もスッキリするのではないかといった声も挙がっているそうです。

24時間テレビだって出演者は体を張る。募金6.8億円に対し、相応のギャラとは?

辞めてしまえと言われても、辞めるのは乱暴だと一蹴。

マンネリ化してしまったマラソン企画には、「もう終了してしまえ」といった意見もあるといいます。これで、出演者への完全なノーギャラを貫けば、果たして毎年やりたがるだろうか、という見方もあるはずですが、それは乱暴だという声が聞かれます。

この番組でチャリティーやボランティアといった言葉に初めて触れる子供が数多いからというのが主な理由のようです。

寄付金が福祉や環境保護、災害復興に役立てられ、感謝している人が多いという事実を看過してはならない、という意見が多いようです。

放送における”撒き餌”論とは。

デーブ・スペクターは、「チャリティーは隠れ蓑」、実際は「企業の利益とイメージアップ」が目的だと断じたそうです。

アメリカのチャリティー番組は、前述したように、日本の『24時間テレビ』のような娯楽の要素が無くても、ストレートな福祉番組でも、よく見られているからです。

日本では、真面目な福祉番組は実態として”あまり見られない”傾向にあるようですので、これが為に、チャリティー番組としては批判を受け続けても、”娯楽や感動の演出を加えるのは間違いと言えるだろうか”と、制作側は訴えるのでしょう。

ただ、格差問題が顕著になってきたこの時代で、苦しいのなら自分を助けろ、とも思えるのですが、なぜか『チャリティーに精を出す』、という構図に素晴らしさを感じるのか、ギャップがありすぎて、不思議にも思えるのです。

チャリティーというのは、自分たち自身が食えてこそ、という前提で参加するのでなければ、意味がないと思えるのです。

デーブ・スペクターに、”チャリティーは隠れ蓑”、実際は”企業の利益とイメージアップ”が目的だと真相を見透かされるのは、当然とも言えます。

広告代理店や企業だけではなく、出演者の芸能人たちの”イメージアップ”ともなり、彼らに、その後、大きな仕事や多額の報酬が入ってくることは間違いないからです。

本人たちが自らの意思でやるのとは違い、毎年慣行の番組ですし、批判の的となるのも当然でしょう。

日本人はチャリティー精神にとても溢れている、だってお掃除好きだから、”愛がある”との姿勢を見せつけることに意義があるのか、スポーツの世界でもお掃除好きを強くイメージ付けたがる人々が多い国なので、例え応援しているチームが負けようが、観客席のゴミなどの後片付けに精を出す国民性を見せつけることで、”なにか勝った気がして”帰ってくるのです。

チームの勝敗よりも、お掃除の方がクローズアップされる国で、世界よりも”愛がある”、という姿を見せつけたいのでしょうが、なんにでもNO.1となりたがる国民性ゆえの”性”と言えるのですが、そのせいで、チャリティー番組に娯楽性と感動の要素をつけてまで”チャリティー”ブランドにこだわってるような日本人に、偽善を感じると海外勢が見下しがちになるのは、致し方ないように思われます。

本当に手を差し伸べる人というのは、そういうのは、関係ないからです。

むしろ、邪魔だと、論じる傾向があるんです。

逆に、”愛がない”と思われるんです。

例えばデーブ・スペクターが、放送のエンディングでつぶやいた批判は辛辣だ。
「障害を持つ方へのサポートを目的にしているはずなのに、実際は広告代理店と企業の利益とイメージアップのために続けられている。僕は、本当のボランティアとは何かを、大好きな日本の皆さんに分かってほしい」
このツイートには、リツイートが8万5千強、「いいね」が28万近くもついた
『24時間テレビ』批判への疑問~背景にあるのは世帯から個人重視の姿勢~ (C) Yahoo! ニュース

24時間テレビの意義とは。募金額6.8億円という数字。ギャラがないと出演者は出ない?

来年の2020年には、東京五輪・パラリンピックを控えており、障がい者政策に注目が集まっているとのことですので、今年の『24時間テレビ』はいつにも増して”寄付すること”に力が入っているのではないかと思われます。

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昨年の同時点で発表した募金額は2億6787万5910円だったことから、約2.5倍となった今回の募金額には驚かざるを得ません。

そんなに寄付したがる人がいるのか?とすら疑わしく思える金額だからです。

9月15日(日)~11月30日(土)の77日間、新潟県内各地で多彩な文化イベント開催。

9月には、新潟で、国内最大の文化の祭典『国民文化祭』と『全国障害者芸術・文化祭』が開催される予定で、開催まであと18日と迫っています。

天皇陛下も式典出席などのために、9月16日から1泊2日の日程で新潟を訪問するとのこと。

先だって9月7日には、アビリンピックにいがた2019(第16回新潟県障碍者技能競技大会)も開催されるとのことで、2020年の東京五輪・パラリンピックを控えてのイベントとして、タイムリーにも大勢の人々から注目を集めています。

『24時間テレビ』メインパーソナリティーだった嵐・櫻井翔のコメント。

1978年から始まった『24時間テレビ』

今年のメインパーソナリティーを務めた嵐・櫻井翔が生放送終了後に取材に応じた際には、このような喜びのコメントを残したようです。

「個人的なこと言うと、番宣およびプロモーション時期において、1人でも多くの方に参加いただけたらとずっと言ってきたつもりなので募金総額が出たとき、まさに多くの方に参加いただいたことが結果として伴ったので、すごくうれしかったですね

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 24時間テレビが終了しました。募金額6.8億円に到達したようで、出演者へのギャラ問題が噂されています
今年で42回目となる日本テレビ系大型特番『24時間テレビ42』(24日~25日)が、無事チャリティー募金を終え、終了しました。
番組放送終了時点で発表された募金額は、前年比2.5倍の6億8421万2104円で、メインパーソナリティーを務めた嵐・櫻井翔なども喜びのコメントを残しました。
寄せられた募金は、福祉車両の贈呈、高齢者や体の不自由な方への支援のほか、災害支援や環境保護活動にも役立てられるそうです。