人気漫画「キングダム」の実写映画がヒットしているのはなぜでしょうか。
山崎賢人さん主演で公開された映画「キングダム」が好調で、早くも続編公開に期待を寄せる声も上がっています。
では、何が観客を惹きつけるのか、ここでは他の実写映画も例にとり解説します。
キングダム実写映画がヒット中なのはなぜ?
今年4月に公開された映画
映画「キングダム」は今年4月19日に公開された映画です。
山崎賢人さん、吉沢亮さんといった今をときめく若手俳優から、大沢たかおさんや長澤まさみさんといった実力派俳優まで出演しています。
この豪華な俳優陣や、原作が元々人気漫画であることも相まって、公開前から大変話題になっていましたね。
興行収入は45億円を突破
実写映画化は大きな話題になる一方で、その期待に沿えずコケる映画も多いです。
しかし、映画キングダムはそんな懸念を吹き飛ばし、興行収入は既に45億円を突破しました。
これは、今年公開された映画の中で「マスカレードホテル」に次いで5位を記録しています。
それにしても、両作品で準主役の長澤まさみさんは今年乗っていますね。
「キングダム」は絶賛公開中ですので、これからどこまで記録を伸ばすか注目です。
「キングダム」の実写ヒット現象はなぜ起こっているのでしょうか。
キングダムはどんな映画?
人気漫画が原作
映画「キングダム」は原泰久さんの同名漫画を原作にしています。
この原作漫画は既に54巻まで発行されており、誰もが知る人気漫画ですよね。
しかし、原作が人気漫画と言えど、成功が保証されているわけではありません。
原作が人気であればあるほど、期待度も上がってしまいがっかり感が否めないこともありますよね。
「キングダム」の実写化ヒットはなぜ可能だったのでしょうか。
壮大なストーリー
映画「キングダム」は中国の壮大な歴史を基にしたストーリーです。
山崎賢人さん演じる戦争孤児の信は吉沢亮さん演じる秦の若き国王、嬴政に出会います。
嬴政は信の幼馴染、漂と瓜二つで、漂は嬴政のために命を失ってしまいます。
当初はその事実に激昂する信でしたが、漂の意思を受け止め、嬴政と行動を共にし始めるというストーリーです。
実際に中国ロケも行われているので、臨場感が出ていますよね。
「キングダム」実写映画を観た人の感想
Twitterの声
公開から既に1ヶ月以上経過していますが、いまだにTwitterは「キングダム」に対するコメントで盛り上がっています。
「キングダム」実写化ヒットがなぜかという鍵はTwitterの盛り上がりからも読み解けそうですね。
キングダム観てきた~~~~面白かった!俳優陣がめためたよかったなぁぁ素晴らしかった!特に山崎賢人くん初めてちゃんと作品観たんだけと演技力意味わからなすぎて感動した!すごいなぁ一言一言が全部本物って感じだった 完全に惚れたわ応援する…!
— さも (@san_mokmok) May 25, 2019
ヒットした要因は?
要因①豪華キャスト
「キングダム」は山崎賢人さんを始めとして、豪華キャストで埋め尽くされています。
誰か一人でも自分がファンの俳優・女優さんが出ていれば、劇場まで足を運びたくなりますよね。
要因②人気漫画
二つ目は、今作が大人気漫画であることです。
原作漫画のファンであれば、普段映画を観に行かない人でも、映画に関心がわきますよね。
要因③徹底したマーケティング調査
要因1と2は大きな理由ですが、実はこの二つを兼ね備えていても、ヒットしなかった実写化映画はたくさんあります。
では、「キングダム」の実写化がヒットしたのはなぜなのでしょうか。
映画「キングダム」では、リサーチマーケティングをかけたと製作プロデューサーが語っています。
徹底したマーケティング調査をすることで、ニーズに即した脚本を書き上げ、ファンが満足のいくキャスティングをできたと言えましょう。
「キングダム」続編はあるか?
漫画を実写化した「銀魂」は既に続編が公開
小栗旬さん主演で2017年に実写映画化された人気漫画「銀魂」は好評で、一年後の2018年に続編が公開されました。
菅田将暉さんや岡田将生さん、柳楽優弥さんといった主役も演じれる若手俳優が脇を固めているのも魅力ですよね。
そして、既に気づいた方もいるかもしれませんが、橋本環奈さん、吉沢亮さん、長澤まさみさんもこの映画に出演しているのです。
キングダムでも重要な役割を持つ三方が既に続編実写化映画に出演しているというのは大変縁起が良いですよね。
「キングダム」が近々続編製作発表される可能性も高そうです。
以上、キングダムの実写化ヒットがなぜしているかを解説していきました。
Twitterでは、いまだに「キングダム」の話題で持ちっきりですので、しばらく「キングダム」ブームは続きそうですね。