元SMAPの3人に対して圧力をかけた疑いがあるとしてジャニーズ事務所が問題になっています。
事務所は圧力を否定していますが、ジャニー氏の死去後、テレビ業界に異変が起きるかもしれないですし、今後このきっかけでジャニーズ事務所を独立するタレントも増えるかもしれないので、検証していきましょう。
民放テレビ番組に対し圧力をかけた疑い
元SMAP稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾
2016年に解散したSMAPの中でも稲垣五郎(45)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(42)は退社後、地上波のレギュラー番組が相次いで終了し、現在はネットテレビなどに出演していますが、
民放キー局で新番組は制作されていません。
こうした事情をめぐり、ジャニーズ事務所が所属タレントの出演見合わせをほのめかすなどして、民放キー局などに独立した3人を使わないように圧力をかけたとされています。
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実際の所、元SMAPに限らず大手芸能事務所を退所したら圧力をかけられてテレビに出られなくなるというのは業界の暗黙の了解だったと言っていいかもしれません。
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公正取引委員からの調査で判明
公正取引委員とは?
公正取引委員会とは、独占禁止法を運用することにより、自由な経済活動が公正に行われるように、企業の違反行為に目を光らせて、消費者の利益を守る役割の人たちのことを指します。
今回は、ジャニー氏の死去でジャニーズ事務所に対し、調査を行いそこで、圧力をかけた事が分かり同事務所に口頭注意しました。
公取委は疑いをもたれる行為は、独立法が禁じる不当な「取引拒絶」か「取引妨害」につながる恐れがあるとして、注意したようです。
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ジャニーズ事務所はこの件を重く受け止めている
公式サイトにお知らせを掲載
同事務所は、7月17日報道に関する報告と題したお知らせを掲載し、公取委から『注意を受けたとされる報道につきまして』と前置きした上で、テレビ局に圧力をかけた事実はないと否定しています。
注意が受けたことには触れずに、最後には調査を受けたことを重く受け止め、今後は誤解を受けないように留意したいとコメントしていました。
これに伴い、今後はジャニーズの圧力などはある程度控えざるを得なくなったと思います。
ジャニー氏の死去後 独立が増えるかも
「少年隊」のリーダーの退所説が濃厚
ジャニー氏が死去し、今後ジャニーズ事務所はジャニー氏の姉の娘の藤島ジュリー景子副社長が新たに社長に就任し、ジャニー氏の後継者と目されて、子会社に「ジャニーズアイランド」の社長に就任した滝沢秀明氏のサポートの元新体制が築かれていますが、今後を不安視する声が広がっているようです。
そして、これを機に事務所を独立を考えているタレントが増えていて、ジャニーズで最長タイとなる42年の在籍を誇る”錦織一清”(54)さんで、ここ数年、ジャニーズ事務所内も古株のスタッフが複数辞めるなどし、そんな状況で錦織の独立の後押しになったようです。
他に独立の噂がささやかれているタレント
嵐 大野智
来年活動を休止する嵐ですが、ジャニー氏死去後、大野さんには事務所にいる理由がなくなったと言えます。
大野さんは、芸能活動よりも芸術活動を主にしたい意向があるようで、そうなると芸能事務所に所属している意味も薄れますし、独立も十分に考えられます。
関ジャニ∞ 大倉忠善 錦戸亮
この2人はグループの脱退、もしくは退所の可能性が色濃いとされていて、その理由としては、元メインボーカルの渋谷すばるが2018年に退所したことでモチベーションが下がってしまったようです。
ジャニー氏死去を受けこの機にジャニーズから消えてしまうかも知れませんね。
ここでは一部有力な情報の方のみ抽出してみましたが、ジャニーズ事務所にはまだまだ独立や退所を考えているという方はいるようで、ジャニー氏の死去で今後本格的にジャニーズの動きが変わってくると思います。
今まで圧力をかけられていた方々たちが1日でも早く地上波で復帰して欲しいですね。