ジャニー喜多川氏が死去したことにより、男性アイドル界が変わるかもしれないとの声もあがっています。
芸能界でもかなりの圧力を持っていたジャニー氏ですが、ジャニー氏がいない今、その圧力がなくなってしまいジャニーズ事務所所属タレント達の出番が少なくなってしまうかもしれないのです。
ジャニーズのタレント達の出番が減ると、どのグループが出てくるのか検証してきましょう。
歴史を刻んだジャニー喜多川氏
2019年7月9日に人生の幕を下ろした
解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で倒れて、治療を続けていたジャニーズ事務所の社長で、芸能プロデューサーのジャニー喜多川氏が87歳で死去しました。
日本で男性アイドル文化を確立された方で、2011年には「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」と「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」でギネスに認定されています。
ジャニーズタレントやJr.にとても愛されていて、亡くなる直前まで一緒の時間を過ごしていたようで、とても偉大で、素晴らしい方だったので本当に残念ですね。
国民的アイドル”SMAP”の突然の解散
問題はジャニーズ事務所内での揉め事
SMAP解散への一番の引き金となったのは、育ての親と言われる女性マネージャー飯島さんの退任騒動で、実はジャニーズ事務所の副社長のメリー氏が元々飯島氏の事を毛嫌いしており、圧力をかけ解雇し、その後独立したようです。
主にジャニー氏がプロデュースした若手グループのマネジメントを一任されていたようで、SMAPがまだデビューして間もない頃からメンバーを支えており、飯島マネージャーの支えがあったからこそSMAPは国民的アイドルにまで上り詰めました。
もし、飯島氏が辞めていなければまだSMAPを見れたかもしれないと思うと複雑な心境になりますよね。
ジャニーズ事務所はジャニー氏の求心力によってまとまっていただけに、ジャニー氏の死去で事務所に大きな動きがあるかも知れません。
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次世代国民的”嵐”も2020年に活動休止
5人は「解散ではない」再始動も検討中
今や国民的アイドルになった嵐は、2020年12月31日をもって、グループとしての活動を休止することが決定しています。
リーダーの大野が「一旦この世界を離れてみたい」と発言し、大野は事務所を辞めるつもりでしたが嵐の残りのメンバーが「大野君1人が辞めるなら自分達も一緒に芸能活動を休止」と考えたようで、解散ではないと答えています。
しかし、SMAPに続き、嵐まで芸能界から遠ざかってしまったら誰がジャニーズを引っ張っていくのでしょうか。
ジャニー氏の死去により事務所の圧力が弱くなる
他事務所の男性グループは「存在自体を認めない」体制
1990〜2000年代にはまさに”ジャニーズ最盛期”で、同じ頃に他事務所からデビューしたDA PUMPやw-inds.は、ジャニーズと同じ”イケメンで踊って歌える男性グループ”だったことからジャニーズ事務所から圧力をかけられていました。
ジャニー氏は、出版社やテレビ局に対して「彼らを使うなら、うちのジャニーズのタレントは一切登場させない」と要求していたそうで、その圧力がなければw-inds.はきっと今も売れていたと思います。
ボーカルの橘慶太は圧力をかけられていたのにも関わらずSNSでジャニー氏を追悼しており、圧力をかけられた被害者からコメントが出るのはすごいと注目が集まっています。
素敵なグループを数多く生み出し、僕は沢山の影響を受けました。
ジャニーさんがいらっしゃらなかった
僕は歌って踊る事を始めていなかったかも知れません。
今いるダンスボーカルグループは皆んなそうだと思います。ジャニー喜多川様のご冥福を心よりお祈り致します。
— Keita Tachibana (@Official_Keita) July 9, 2019
しかし、ジャニー氏が亡くなった今、その圧力はなくなり今後、そのような男性グループがメディアに露出する可能性が十分に高くなりました。
今後ジャニーズ以外の男性アイドルの活躍の幅が広がりそうなグループ
超特急
仙台公演2daysホンマにありがとう!
また帰ってくるからな(^_^)byタカシやで#超特急#EUPHORIA pic.twitter.com/F3kXTLg0mf
— 超特急 OFFICIAL (@sd_bt) July 7, 2019
ジャニーズに迫る勢いで今もなお、人気急上昇中の男性アイドルグループで、超特急は、スターダストプロモーションに所属しており、同じ事務所のももいろクローバーZの弟分でもあります。
単独イベントを積極的に開催しており、その勢いは止まりません。
w-inds.
w-inds.「Get Down」
7/31リリース New Single💿https://t.co/cUgvMMv4ef #w_indsGetDown #w_inds #ラジアン pic.twitter.com/nZqZETlC2d— w-inds. [official] (@winds_tv) July 5, 2019
橘慶太、千葉涼平、緒方龍一の3人で結成されたダンス&ボーカルグループで2000年に結成後すぐに全国的な人気を獲得したグループですが、上記にもあるようにジャニーズの圧力により、メディアの露出を減らされしまったのですが、圧力がかからなくなった今また、人気を集めそうです。
現在は、アジアを中心に高い人気があり、日本での活躍も今後期待できるかもしれませんね。
まとめ
ジャニー氏の圧力がなくなった今、今後のジャニーズについてと、ジャニーズ以外でどのグループが進出してくるのか予想してみました。
これからジャニーズ事務所はどうなるか分かりませんが、ジャニー氏が築きあげてきたものをずっと語り続けて欲しいですね。
今後の男性アイドル界はジャニーズ以外のグループがどんどん進出してきて、ガラッと変わるかもしれませんね。